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来週の相場で注目すべき3つのポイント:米財政協議、ノーベル賞、アルコア決算
*18:43JST 来週の相場で注目すべき3つのポイント:米財政協議、ノーベル賞、アルコア決算
■株式相場見通し
予想レンジ:上限14300-下限13600円
来週は、引き続き米財政協議の行方に関心が集まる。オバマ米大統領がAPECをキャンセルして財政協議に本腰を入れることから、協議の進展が期待されるところ。週末4日の米国株式相場は、週末の交渉進展を期待する流れから反発し、NYダウは節目の15000ドル台を回復している。
日経平均は先週の下げで支持線として意識されていた25日線を割り込んでいる。米財政問題が直接の要因であり、協議の進展が見られればリバウンドは容易であろう。ただし、本命である債務上限問題が不透明のなか、調整基調が継続することも考えられる。14000円からのリバウンドの鈍さから、次第に9月3日に空けているマド埋めも意識されてくると、13600円処までの調整も。
物色の流れとしては時価総額2位に浮上し、ムードメーカーの役割を持つソフトバンク<9984>に引き続き市場の関心が集まりやすい。7日には通信キャリア3社が9月の携帯電話純増数と累計契約数を公表する。9月20日からの新型「iPhone」効果がどの程度表れているかが注目だ。また、7日から各ノーベル賞受賞者が発表され、7日には医学・生理学賞、8日は物理学賞、9日は化学賞が予定されている。前回のiPS細胞の時のようなインパクトへの期待は大きいだろう。
そのほか、小売企業の決算発表が続いているが、米国では8日の非鉄大手アルコアから決算シーズンに入る。週末にはJPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴなど金融の決算を控えており、業績相場への流れが次第に強まることになる。
■為替市場見通し
来週のドル・円は、米国下院共和党が発表を予定している米国政府機関再開と連邦政府債務上限引き上げの一括措置、連邦政府債務上限引き上げ協議の進展、米国債入札・利払いの状況などを見極める展開となる。
悲観的なシナリオは、10月17日の連邦政府債務上限引き上げ期限に向けて、米国議会でのチキンレースが繰り広げられること。楽観的なシナリオは、暫定予算の成立、連邦政府債務上限の引き上げ、オバマケア(医療保険制度改革)の先送りで合意し、上下両院特別合同委員会への協議へ移すこと。
■来週の注目スケジュール
10月 7日(月):携帯電話純増数、ノーベル医学生理学賞、APEC首脳会議など
10月 8日(火):景気ウォッチャー調査、エナリス上場、ノーベル物理学賞、アルコア決算など
10月 9日(水):日銀会合議事要旨、工作機械受注、米FOMC議事録、ノーベル化学賞など
10月10日(木):機械受注、消費動向調査、G20財務相・中央銀行総裁会議など
10月11日(金):米ミシガン消費者信頼感指数、JPモルガン決算、IMF年次会合など
10月12日(土):中貿易収支、黒田日銀総裁講演など《TM》
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