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調整一巡感、大引けにかけてはショートカバーも/ランチタイムコメント
*11:57JST 調整一巡感、大引けにかけてはショートカバーも
日経平均は続落。61.67円安の14095.58円(出来高概算12億9000万株)で前場の取引を終えている。米株安や円相場の円高の流れを受けて、売り優勢の展開となった。シカゴ225先物は一時14000円を割り込んでいたこともあり、14000円割れが想定されるなか、前場半ばには225先物は13940円まで下げ幅を拡大。プログラム売りの影響などもあり、日経平均は13944.27円とザラバベースでは9月6日以来の14000円を割り込む局面をみせた。
その後は下げ一巡感が意識されるなか、じりじりと下げ幅を縮める展開に。週末要因から積極的な売買は手控えられているが、前引けにかけて一時14100円を回復している。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1300を超えており、全体の7割を占めている。セクターではその他製品、卸売が辛うじてプラスに。一方、ゴム製品、電力ガス、鉄鋼、空運、保険、金属製品、不動産、海運、倉庫運輸、証券などの弱さが目立つ。
日経平均の14000円割れ自体はテクニカル面からも想定されており、狼狽的な動きは見られていない。ただ、市場のセンチメントをけん引してきていたソフトバンク<9984>が上げ一服となるなか、手掛けづらさが窺える。一部材料系への物色が継続しているが、週末要因もあってポジション調整的な流れになりそうだ。
日経平均は14000円を割り込み、その後14100円を回復する局面をみせている。いったんは調整一巡感が意識されるとなれば、短期的なショートカバーにつながりそう。また、日銀の金融政策決定会合の結果に関心が集まる。サプライズ期待はないが、黒田日銀総裁は増税のネガティブインパクトを回避させるため追加の緩和策の方向性などを示してくる可能性。リップサービスとはなるが、先行きの追加緩和政策への期待が相場を下支えしてくる可能性がある。(村瀬智一)《FA》
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