今日の為替市場ポイント:債務上限引き上げに関する協議は難航

2013年10月3日 08:21

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記事提供元:フィスコ


*08:21JST 今日の為替市場ポイント:債務上限引き上げに関する協議は難航

昨日2日のドル・円相場は、東京市場では98円09銭から97円31銭で軟調推移。欧米市場では一時97円15銭まで下落し、97円36銭で取引を終えた。

本日3日のドル・円は、97円台で推移か。米政府機関の閉鎖が続いていること、債務上限引き上げに関する協議難航でドルは97円台後半で上げ渋る可能性がある。

ルー財務長官は下院議長宛に再度書簡を送り、財源は17日に枯渇することを強調した。ただ、ルー財務長官、リード上院院内総務、オバマ大統領のいずれも債務上限引き上げで交渉の意思がないことを伝えている。オバマ米大統領は2日、議会指導者4人をホワイトハウスに招集したが、ホワイトハウスのカーニー報道官は、日本時間3日午前6時30分に始まる会合は債務上限引き上げに関する交渉ではないと述べている。

民主党、共和党の複数の議員は、政府機関の閉鎖は数週間続くかもしれないとの見方を周囲に伝えているようだ。政府機関の閉鎖が数週間に及んだ場合、10-12月期の経済成長はやや抑制される。しかしながら、債務上限の引き上げが期限までに実行されなかった場合、米国債の債務不履行は現実味を帯びることになり、金融市場はひどく混乱する可能性が高い。米国債の債務不履行は絶対にないとの見方が支配的だが、注意を要する局面であることは間違いない。《KO》

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