日経平均は小反発、物色は材料系の銘柄にシフト【クロージング】

2013年10月1日 17:11

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記事提供元:フィスコ


*17:11JST 日経平均は小反発、物色は材料系の銘柄にシフト【クロージング】

10月1日の日経平均は小幅に反発し、28.92円高の14484.72円(出来高概算27億9000万株)で取引を終えた。円相場が円安に推移しているほか、短観9月調査での景況感の改善が材料視され、小幅に反発して始まった。9月30日の米国市場では予算問題などを背景に下落となったが、日経平均は前日の300円を超える下げによって織り込み済みといった格好に。その後はこう着相場が続くなか、米下院共和党指導部は最終的には妥協するとし、暫定予算案を提出するとの一部下院議員の見解が伝わると、先物主導で上げ幅を広げる展開となり、一時14600円を回復。

しかし、結局は17年ぶりに米政府機関の一部閉鎖が確実となると、日経平均は急速に上げ幅を縮めてしまっている。また、安倍首相による消費増税の発表も、18時の会見ではなく13時台にあっさり表明するなか、焦点ボケにも。今晩の米国市場の動向や日本の経済対策の内容を見極めたいとするムードのなか、物色は材料系の銘柄にシフトしている。

ソフトバンク<9984>、ファナック<6954>などが上昇するなか、日経平均は辛うじてプラスをキープした格好だった。また、バイオ関連のほか低位材料株に物色の矛先が向かっており、個人主体の売買は活発だったが、全体相場としては不透明感が強い状況であろう。底堅さが意識されるものの、調整トレンドが継続しており、政府の経済対策が事前発表通りでインパクトが限られるようだと、目先は調整が意識される。

短期筋の物色も超低位銘柄の水準訂正狙いなど、持続的な物色には懐疑的であり、次第に物色対象も絞られてくる可能性がありそうだ。《KO》

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