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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JSPは戻り高値圏で頑強、モミ合い上放れのタイミング
発泡プラスチック製品のJSP <7942> の株価は戻り高値圏で堅調に推移している。今期(14年3月期)好業績に見直し余地があり、モミ合い上放れのタイミングが接近している。
押出事業(産業用包装材、産業用通い函、食品用包装材、広告用ディスプレー材、住宅用断熱材など)、ビーズ事業(自動車衝撃緩衝材、家電製品緩衝材、IT製品輸送用通い函など)、その他事業(一般包材など)を展開し、押出事業の住宅用高性能断熱材「ミラフォーム」や、ビーズ事業の自動車部品用ポリプロピレン「ピーブロック」など、高機能・高付加価値製品の拡販を強化している。
■今期営業利益42.1%の大幅増益、PER11倍台で割安
今期の連結業績見通しは売上高が前期比5.2%増の1010億円、営業利益が同42.1%増の65億円、経常利益が同36.0%増の67億円、純利益が同29.4%増の43億円としている。原燃料価格上昇が利益圧迫要因だが、押出事業の住宅用高性能断熱材などが好調だ。ビーズ事業の製品価格是正効果、持分法適用関連会社だった日本アクリエースの連結子会社化なども寄与する。
通期予想に対する第1四半期(4月~6月)の進捗率は売上高が25.8%、営業利益が16.2%、経常利益が18.7%、純利益が21.6%だった。利益面の進捗率が低水準だが、需要は好調であり、期後半に向けて高機能・高付加価値製品の拡販、製品価格是正の浸透などで好業績が期待される。
株価の動きを見ると、戻り高値圏の概ね1550円~1650円近辺で堅調に推移している。9月26日は9月中間配当の権利落ちの影響もあり、前日比44円(2.74%)安の1560円まで調整する場面があったが、終値では前日比7円(0.44%)高まで切り返し、モミ合いレンジ下限から反転した形となった。
9月26日の終値1611円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS144円22銭で算出)は11~12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は1.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1671円55銭で算出)は1.0倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線が追いついてきた。モミ合い上放れのタイミングが接近しているようだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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