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10月相場への期待が押し目買い意欲を高める/東京株オープニングコメント
*08:13JST 10月相場への期待が押し目買い意欲を高める
27日の東京市場は先高感の強い相場展開が期待される。26日の米国株式相場は、NYダウが6営業日ぶりに反発。債務上限問題が重しとなったが、新規失業保険申請数が予想より少なかったことが好感された。シカゴ日経225先物清算値は大証比15円高の14845円となり、高いところでは14875円を付けている。
日経平均はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、20日に付けた戻り高値14816.65円を更新し、7月19日の戻り高値である14953.29円への意識が強まりそうである。26日の日経平均は配当落ち分(80円予想)のほか、日東電工<6988>の下落インパクトを即日吸収する格好で大幅上昇をみせた。配当落ち分の即日吸収はその後の相場上昇につながるとのアノマリーもあり、週末要因から上値追いは慎重ながらも、押し目買い意欲は相当強いだろう。
26日の上昇の要因としては政府が、法人税の実効税率引き下げについて、「早急に検討を開始する」と一部報じられたことに加え、TOPIX先物への配当再投資の買いと見られている。公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の資金が流入しているとの市場関係者の話もあった。
配当再投資の買いが一巡したほか、GPIFについては年金運用有識者会議の伊藤座長が株式への配分を「議論してない」と報じられていた。前日の上昇の反動などが意識されそうだが、来週には名実ともに10月相場入りとなる。10月1日には9月日銀短観が発表され、安倍首相はこの結果を受けて消費税増税を判断する。増税を決断するとの見方がコンセンサスであり、増税のネガティブインパクトを回避させるため追加の緩和策への思惑が高まる。
また、安倍首相は先日のNY証取での講演で、経済運営について日本に帰ったら直ちに成長戦略の次なる矢を放つと述べていたこともあり、「アベノミクス第2幕」に向けた10月相場への期待が高まりそうである。《TN》
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