【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ピックルスコーポレーションは800円に接近、低PERで次は4ケタも

2013年9月26日 13:58

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  漬物最大手のピックルスコーポレーション <2925> (JQS)の株価は800円に急接近、戻り高値圏で堅調に推移している。好業績を評価して7月の年初来高値を更新する動きだろう。次は4ケタが見込めそうだ。

  キムチ製品、あさづけ、惣菜など漬物製品の最大手メーカーである。主力の「ご飯がススムキムチ」シリーズのブランド力が向上し、独自研究の植物性乳酸菌ピーネ12を使用した「生きて腸まで届くピーネ乳酸菌キムチ」など、新製品投入も積極化して収益拡大基調である。広島工場稼働で中国・四国地方での拡販を進めるとともに、コスト面では契約栽培拡大による原料野菜の安定調達を推進する方針だ。

■今2月期2ケタ増益、さらに上ブレも

  今期(14年2月期)連結業績見通しは売上高が前期比4.6%増の251億80百万円、営業利益が同11.2%増の10億18百万円、経常利益が同10.7%増の10億79百万円、純利益が同9.1%増の6億23百万円としている。ブランド力が向上して「ご飯がススムキムチ」シリーズをはじめとするキムチ製品や惣菜製品の販売が好調である。新製品の投入も寄与する。

  猛暑や水不足など天候不順による野菜価格の一時的高騰が利益圧迫要因となるが、大幅営業増益だった第1四半期(3月~5月)の通期予想に対する進捗率は売上高が25.8%、営業利益が43.2%、経常利益が46.1%、純利益が48.2%と高水準であり、通期増額の可能性が高いだろう。

  株価の動きを見ると、700円台前半の短期モミ合い展開から上放れた。9月19日には戻り高値となる810円まで上伸する場面があり、7月10日と11日に付けた年初来高値839円に接近している。好業績見通しを評価する動きだろう。

  9月25日の終値799円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS97円43銭で算出)は8~9倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は1.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1058円84銭で算出)は0.8倍近辺である。

  週足チャート見ると、13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドの形だ。低PER、低PBRで割安感が強いだけに、10月上旬予定の第2四半期累計(3月~8月)の業績発表が接近して期待感が高まり、7月の高値を試す動きだろう。(ジャーナリストアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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