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東京・代官山「ラブレス」が大幅リニューアル 2倍の売り場スペースに
三陽商会は、国内外のハイブランドや旬なクリエイター系ブランドを集積したセレクトショップ「ラブレス」東京・代官山店を移転・改装し、14日にリニューアルオープンした。従来の売り場からおよそ2倍に増床。改装後の初年度売上高は、昨対比50%増を見込む。
同店舗は2008年、ファッションビルのラ・フェンテ代官山や代官山アドレス・ディセなどが並ぶ八幡通りにオープンした。その前身として2005年に妹ブランド「カラーバイナンバーズ」を出店したが、その当時と比較し売り上げが3倍以上に伸長。「ラブレス」でも、2012年1~12月の売上高が前期比40%増、また今年1~6月の売上高が30%増と好調に推移している。今後も売上増が見込めることや、隣接するビルに売り場スペースを2倍近く確保できたことから、移転・増床を決めた。
新店舗は、八幡通り側と、代官山駅から蔦谷書店(2011年5月開業)に向かって人が流れる道路側の2カ所に入り口を設けることができる好立地。売り場面積は430平方メートルと従来店舗の2倍に拡大した。
“天空の城”をコンセプトにした内装は、廃墟となった城を想起させる瓦礫や、壁につたう植物などを取り入れた趣のあるデザイン。バーカウンターを2カ所に設置するなどショッピング前後も楽しめる工夫を施した。
商品は、代官山という土地柄にあわせ、ドレッシーなアイテムからカジュアルなものまで幅広い構成。リニューアルを記念し、「モトナリ オノ」らデザイナーズブランドとのコラボアイテムも販売する。
「ラブレス」は現在、代官山店をはじめ、東京・青山店、福岡・天神店、大阪・心斎橋店の4店舗を構える。売り上げ好調の要因の1つとして、「セレクトショップという業態の競争が高まるなか、オリジナル商品の企画に力を入れ差別化を強く打ち出した」(同社)ことをあげている。
※この記事はアパレルウェブより提供を受けて配信しています。
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