五輪関連は上げ一服、シリア不安後退で主力株が堅調【クロージング】

2013年9月11日 16:31

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記事提供元:フィスコ


*16:31JST 五輪関連は上げ一服、シリア不安後退で主力株が堅調【クロージング】

11日の日経平均は小幅ながら3日続伸となり、1.71円高の14425.07円(出来高概算34億4000万株)で取引を終えた。五輪関連の急ピッチの上昇に対する利益確定の流れが強まった。また、シリア情勢の緊張緩和を背景とした主要銘柄への物色に対し、原油相場の下げの影響から資源関連の一角が弱含みとなった。

オバマ米大統領の演説で、「シリアへの軍事攻撃承認の採決先送りを議会に求めた」と伝わると、先物主導で14550円台まで上げ幅を広げた。しかし、直近2日の大幅上昇に対する利益確定の売りも出やすいなか、足元で急騰をみせていた五輪関連は幅広く利食いの動きに。一方、シリアへの警戒が和らいだこと、円相場が1ドル100円を回復したことで輸出関連などが堅調となり、日経平均を下支えしている。

もっとも、テクニカル的にも過熱感が警戒されやすいところだったほか、いったんは達成感も意識されやすいところであり、想定内の一服といったところであろう。リバウンドのトレンドは継続しているほか、今後は成長戦略第2弾が控えていることもあり、利食いをこなしながらの上昇が期待されるところである。

五輪関連についても資金の逃げ足は速いが、循環的な物色が継続。カジノ関連のほか、物色の圏外に置かれていたSNSやバイオの一角にも見直し買いが入っており、地合いは悪くないだろう。《KO》

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