4日の中国本土市場概況:まちまち、国債先物の取引再開を控えて上値は重い

2013年9月4日 17:05

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記事提供元:フィスコ


*17:05JST 4日の中国本土市場概況:まちまち、国債先物の取引再開を控えて上値は重い

4日の中国本土市場はまちまち。上海総合指数は前日比4.51ポイント高(+0.21%)の2127.62、深セン成分指数は同23.08ポイント安(-0.28%)の8344.96で取引を終えた。上海市場は前半には弱含みの展開を示したが、後半にプラス圏を回復した。

「上海自由貿易試験区」の設立日が今月27日に決められたことを受けて、関連銘柄に買い戻しが広がった。また、中国政府が通年の成長目標の実現に自信を示したことも買い安心感を与えた。さらに、農地改革に関する法規制の策定が年内に完了するとの見方も支援材料となった。

一方、両市場とも上値は重い。今週6日から国債先物取引が再開されるため、株式市場に与える影響を見守るムードが高い。外部環境では、米国とイスラエルが地中海で合同ミサイル防衛実験を実施したことがシリア情勢緊迫化への懸念を高めた。

セクター別では、港湾や鉄鋼、上海ディズニー関連が上昇上位に浮上。上海自由貿易試験区の設立日が確定されたことが好感された。また、非鉄金属や石油関連も高い。米国によるシリア攻撃懸念が再び高まっていることを受け、NY原油先物などは3日に上昇した。一方、銀行など金融銘柄が安い。バンク・オブ・アメリカ/メリルリンチ(BOA/ML)が保有する中国建設銀行(601939/CH)のH株20億株を全て売却するとの報道が嫌気された。《KO》

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