関連記事
概況からBRICsを知ろう~インド市場は続伸、重要イベントを控え積極的に買い進む動きは限定的
*09:54JST 概況からBRICsを知ろう~インド市場は続伸、重要イベントを控え積極的に買い進む動きは限定的
【ブラジル】ボベスパ指数 50008.38 +0.17%
先週末8月30日のブラジル市場は小幅続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比86.50ポイント高(+0.17%)の50008.38で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは46、値下がり21、変わらず4と買いが優勢。石油・ガスを除くすべてのセクターが上昇し、中でも金融やヘルスケアに買いが集中した。
中盤に弱含みの展開を示したが、終盤に買い戻された。ボベスパ指数はこの日、50000の大台を回復して引けた。堅調な経済指標が買い安心感を与えた。統計局は30日、今年4-6月期の国内総生産(GDP)が前年同期比で3.3%増加し、前期の1.9%から加速したと発表。市場予想は2.5%だった。前期比では1.5%の上昇となり、こちらも前期の0.6%と市場予想の0.9%を上回った。マンテガ財務相はこの日、ブラジル経済の最悪期は過ぎたと発言し、通年の成長見通しを2.5%に据え置いた。
【ロシア】MICEX指数 1364.65 -0.53%
8月30日のロシア市場は反落。主要指標のMICEX指数は前日比7.24ポイント安(-0.53%)の1364.65で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり10、値下がり38、変わらず2と売りが優勢となった。
小幅高で寄り付いた後は利益確定売りに押され、終盤に下げ幅をやや拡大させた。NY原油先物の続落が嫌気され、ウエートの高い資源銘柄に売りが集中。また、外資の引き揚げが継続しているとの統計も嫌気された。統計によると、8月28日まで1週間にロシアの株式市場から流出したファンド資金は計1億7100万米ドル(約168億円)に上ったという。年初からの流出額は20億米ドル以上になるとみられている。利下げやインフラ投資が拡大しても年内の景気回復は見込めないとの見方が多いことが資金の流出を加速させている。
【インド】SENSEX指数 18619.72 +1.19%
8月30日のインドSENSEX指数は続伸。上値の重い展開を示したが、取引終盤に値を戻した。前日の株価急伸を受けて上値余地が乏しくなる中、総じて伸び悩む展開。この日の取引終了後には4-6月期の国内総生産(GDP)や7月の財政収支が発表されるとあり、積極的に買い進む動きは限定的となった。また、前日発表された良好な米経済指標を受け、米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和を縮小させるとの思惑が圧迫要因となった。
【中国本土】上海総合指数 2098.38 +0.06%
8月30日の上海総合指数は小反発。こう着感の強い相場展開となった。上海貿易自由試験区の関連銘柄に買いが継続したほか、上場銀行の中間決算が堅調だったことが金融セクターの支援材料。一方、商品価格の下落が資源株の売り手掛かりとなったのに加え、国債先物取引が6日に再開されるとの観測が株式市場からの資金流出懸念を強めた。このほか、1日に8月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表されるとあり、様子見気分も強まった。《FA》
スポンサードリンク

