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欧米為替見通し:短期・局地的なシリア空爆予定と長期・拡散的なリスクシナリオ
*17:34JST 欧米為替見通し:短期・局地的なシリア空爆予定と長期・拡散的なリスクシナリオ
本日29日の欧米市場のドル・円は、英米によるシリア空爆への警戒感から上げ渋る展開が予想される。
注目すべきテクニカル水準は、「三角保ち合い」(底辺9.99円:103円74銭-93円75銭)の上辺98円98銭と下辺96円58銭で、放れに就くスタンスで臨むことになる。シリア空爆への警戒感により、三角保ち合いの下辺96円58銭を下抜けた場合、目標値86円59銭が点灯する。
本日発表される米国4-6月期の国内総生産(GDP)改定値が、予想(前期比年率+2.2%)を大幅に下回った場合や、新規失業保険申請件数が予想(33.1万件)を大幅に上回り、ネガティブ・サプライズとなった場合は、三角保ち合いを下抜ける可能性が高まることで要警戒となる。
英米によるシリア空爆の決断は、湾岸戦争時の大量破壊兵器のトラウマがあることで、まず、国連査察による化学兵器使用の証拠の確認、そして、それぞれの議会での承認を待つことになりつつある。
9月5-6日にはG-20首脳会合が開催され、シリア空爆に反対しているプーチン・ロシア大統領と習中国共産党総書記と顔を合わせることになることで、それまでのシリア空爆の断行が警戒されている。
リスクシナリオとしては、短期的、局地的と予定されているシリア空爆が、長期的、拡散的となり、泥沼化する想定外の展開となる。
・シリア軍の反撃により、シリア沖の米英艦船が攻撃を受け、甚大な損傷を被った場合
・シリア軍がイスラエルを攻撃し、イスラエルの反撃に対して、イスラム教シーア派
組織ヒズボラやシーア派大国イランがシリア軍を支援し、イスラエル攻撃が激化した場合
・欧米諸国でのテロ攻撃
【今日の欧米市場の予定】
20:00 ブラジル・8月FGVインフレIGPM(前年比予想:+3.83%、7月:+5.18%)
21:00 独・8月消費者物価指数(前年比予想:+1.7%、7月:+1.9%)
21:30 米・4-6月期国内総生産改定値(前期比年率予想:+2.2%、速報値:+1.7%)
21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:33.1万件、前回:33.6万件)《KO》
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