関連記事
個人主体による材料株中心の物色が続く/ランチタイムコメント
*11:59JST 個人主体による材料株中心の物色が続く
日経平均は反発。63.80円高の13402.26円(出来高概算8億6000万株)で前場の取引を終えた。28日の米国株式相場はNYダウが3日ぶりに反発したこともあり、前日の大幅下落に対する自律反発をみせた。ただし、シリア情勢の緊迫に加え、米国ではレーバーデーの祝日を控えているため、海外勢による資金流入は限られている。そのため、日経平均は狭いレンジでの推移が続いている。
セクターではシリア情勢を受けた原油先物相場の上昇の流れにより、鉱業、石油石炭が堅調。パルプ紙、ガラス土石、海運などもしっかり。一方、電力ガス、その他製品、ゴム製品、金属製品、空運、倉庫運輸、医薬品などが冴えない。東証1部の騰落銘柄は、値上がり、値下がりがほぼ拮抗。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテイリング<9983>、京セラ<6971>、信越化<4063>、ソフトバンク<9984>がしっかり。半面、KDDI<9433>、ファナック<6954>などが冴えない。
日経平均は13400円を回復してきたが、13515円辺りに位置する5日線を超えるにはエネルギー不足であろう。米大統領はシリアへの武力行使に踏み切る可能性を示唆しており、これを見極めるまでは手掛けづらいところ。また、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では量的緩和縮小に踏み切るとの見方がコンセンサスになりつつあり、市場の織り込みを見極めるところであろう。
そのため、物色の流れとしては個人主体による材料株中心の物色が続くとみておきたい。急動意を見せた後に、直近で調整していた銘柄などには、仕切り直しとみられる動きがみられており、短期値幅取り狙いの資金が向かいやすい。(村瀬智一)《FA》
スポンサードリンク

