オバマ政権の政策を巡る攻防

2013年8月29日 09:35

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記事提供元:フィスコ


*09:36JST オバマ政権の政策を巡る攻防
ルー財務長官が表明した連邦債務上限引き上げ問題での議会への要請、デフォルトリスクは、従来通り、国防費のもう一段の強制削減を招く材料だ。この局面で高まったシリア攻撃の可能性は、米国の巨大軍事力維持の必要性を示そうとするものと受け止められている。シリア政府の化学兵器使用は、通信情報収集で確認されたとされ、スノーデン問題でぐらついている情報収集活動の必要性も示す事例となっている。偶然か、必然かは全く分からないが、軍事費抑制、“世界の警察”からの撤退意向を示すオバマ大統領が中東問題への深入りを避けたことが、シリア問題でも、エジプト問題でも、事態を深刻化させたとの見方がある。

9月は連邦債務上限引き上げ問題の攻防、FRBの量的緩和縮小策を巡る攻防、バーナンキFRB議長の後任指名攻防(有力候補とされるサマーズ氏は先週のジャクソンホール会合での裏側で批判的な意見が多かったようだ)が、ほぼ同時並行的に進行する局面と考えられる。《MK》

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