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【編集長の視点】住友金鉱は4連騰、金価格がシリアへの軍事介入観測で反発し関連株買い
<マーケットトーク>
住友金属鉱山 <5713> は、寄り付きの17円安から切り返し、10円高の1380円と4営業日続伸している。一般市民に化学兵器を使用したと疑われているシリアに対して、米国が軍事介入をするとの観測が強まったことから、前日の米国市場で、NYダウが170ドル安と大幅続落し、為替相場も、円高・ドル安に進んだなかで、金先物価格が急反発する逆行高を演じており、関連株買いが増勢となっている。
金関連株は同社株のほか、貴金属リサイクルのアサヒホールディングス <5857> が、43円安の1693円と急反落し、松田産業 <7456> は、1円安で寄り付いたあと4円高の1300円と切り返し3日ぶりに反発するなど、高安マチマチとなっている。
前日の米国市場で、金価格は一時、29.9ドル高の1トロイオンス=1423.0ドルまで買われ、終値は27.1ドル高の1420.6ドルと5月15日以来3カ月半ぶりの高値をつけた。米国のシリアへの軍事介入、空爆報道が強まったことから、「リスク・オフ」の空気が強まり、株式、ドルを売る一方で、リスク回避資金の受け皿として米国債、円、金先物価格への投資資金の流入が続いた。
住友金鉱の株価は、金価格の持ち直しと前3月期業績の一転した上方修正で年初来高値1678円をつけ、今期業績の減益転換予想に全般相場急落が重なって同安値1054円まで調整、今期第1四半期の増益転換業績などをテコに半値戻し水準まで持ち直している。昨年11月からは世界最高品位の金鉱山・菱刈鉱山で、現在の鉱体の下部に金量約30トンが推定される有望な鉱体があるとして開発工事を進めており、シリア情勢の緊迫化に伴う金価格の動向次第では、なお一段の戻りにトライする展開も想定される。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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