26日の中国本土市場概況:反発、証券株が牽引で上海総合指数は2100の大台に接近

2013年8月26日 17:03

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記事提供元:フィスコ


*17:03JST 26日の中国本土市場概況:反発、証券株が牽引で上海総合指数は2100の大台に接近

26日の中国本土市場は反発。上海総合指数は前営業日比39.02ポイント高(+1.90%)の2096.47、深セン成分指数は同168.29ポイント高(+2.06%)の8334.57で取引を終えた。朝方は狭いレンジでもみ合ったが、中盤から上げ幅をじりじりと拡大させた。上海総合指数はこの日、2100の大台に接近して引けた。

政府系投資会社である中央匯金投資が今年上期、主要銘柄が組み入れられている複数のETF(株価指数連動型上場投資信託)を計150億元(約2400億円)取得したとの報道が買い安心感を与えた。また、商務部が向こう数カ月の輸出入にポジティブな見方を示したことも支援材料となった。

このほか、ウエートの高い証券関連に買い戻しが広がったことが指数の上昇を牽引。上海証券取引所が約定日の当日に受渡決済を行うT+0決済を早期に導入する可能性を示唆したことが、出来高の大幅増加観測を強めた。また、上海自由貿易試験区が拡張されるとの報道も、地元関連の物色手掛かりとなった。

今後の景気対策について、民間資本が主導する形になるとの観測が高まっている。2008年のような失敗を繰り返さないため、政府が旧市街の建て直しや、鉄道建設などに民間資本を積極的に導入することを検討していると報じられている。また、今年下期に約1兆元の民間資本がこれらの領域に流入するとみられている。なお、政府は2008年のリーマン・ショックの後に計4兆元の景気対策を打ち出し、高成長を維持した。ただ、その副作用として地方政府の負債残高を大幅に拡大させたと批判された。《KO》

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