欧米為替見通し:安倍トレード(日本株買い・円売り)の手仕舞いで続落

2013年8月8日 17:21

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記事提供元:フィスコ


*17:21JST 欧米為替見通し:安倍トレード(日本株買い・円売り)の手仕舞いで続落

本日8日の欧米市場のドル・円は、15日の米国債償還・利払いの円買い圧力への警戒感による、安倍トレード(日本株買い・円売り)ポジションの手仕舞いで続落が予想される。

本日発表される米国の新規失業保険申請件数は、米国8月の雇用統計の調査対象週の数字ではないものの、労働市場の状況を見極める意味で要注目となる。予想(33.5万件)よりも減少していた場合は、ドル・円は下げ渋る展開、増加していた場合は、下落に拍車がかかることになる。

ドル・円相場は、米国連邦準備理事会(FRB)による資産購入プログラム縮小に関する材料が、9月6日に発表される米国8月の雇用統計を受けた9月17-18日の連邦公開市場委員会(FOMC)まで無いこと、夏休みなどで市場参加者が少なくなっていることなどで、安倍トレードポジションの手仕舞いが継続している。

テクニカル分析では、安倍トレードポジションの手仕舞いの着地点は、半値押し水準、すなわち、ドル・円は90円43銭処、日経平均株価は12085円処が想定される。

安倍トレードポジションが、価格調整と日柄調整を完了した後は、9月に発表予定の成長戦略第2弾や米国連邦準備理事会(FRB)による資産購入プログラム縮小などを受けて、上昇トレンドが再開すると予想される。

2013年末のドル・円相場は105円-110円、日経平均株価は16000円-17000円処が想定され、中期目標値としては、安倍第1次政権時の水準、ドル・円は124円処、日経平均株価は18000円処を予想する。

【今日の欧米市場の予定】

21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:33.5万件、前回:32.6万件)
21:30 加・6月新築住宅価格指数(前月比予想:+0.1%、5月:+0.1%)《KO》

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