概況からBRICsを知ろう~中国本土市場は5営業日続伸、中盤から上げ幅を拡大

2013年8月6日 09:54

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記事提供元:フィスコ


*09:54JST 概況からBRICsを知ろう~中国本土市場は5営業日続伸、中盤から上げ幅を拡大
【ブラジル】ボベスパ指数 48436.44 -0.08%
昨日5日のブラジル市場は小幅続落。主要指標のボベスパ指数は前営業日比37.60ポイント安(-0.08%)の48436.44で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは36、値下がり31、変わらず4と買いが優勢。セクター別では、通信や公益が買われた半面、金融や資本財が安い。

前半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売り優勢に転じた。インフレ見通しの上方修正が嫌気され、小売りなど内需関連に売りが集中。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に週間ベースで実施した最新調査(8月5日実施分)では、2013年のインフレ予想が前回の5.83%から5.93%に上方修正された。また、同年の成長予想は前回の2.28%から2.24%に引き下げられた。

【ロシア】MICEX指数 1391.75 -0.03%
5日のロシア市場は小幅続落。主要指標のMICEX指数は前営業日比0.40ポイント安(-0.03%)の1391.75で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり25、値下がり25と売り買いがきっ抗となった。

売りが先行した後はいったんプラス圏を回復したが、その勢いは続かなかった。肥料や石油・ガス関連の下落が指数の足かせ。炭酸カリウムの価格が大幅下落するとの懸念があらためて台頭していることが肥料関連の売り手がかりとなった。世界最大手ウラルカリー(URKA)がベラルーシとの合弁事業を解消したことが引き続き圧迫材料。また、NY原油先物の続落も資源関連の売り要因となった。

【インド】SENSEX指数 19182.26 +0.10%
5日のインドSENSEX指数は9営業日ぶり反発。割安感からの買い戻しが優勢。インド準備銀行(中央銀行)による通貨安対策を受け、足元では銀行株を中心に売り圧力が強まっていた。ただ、買い一巡後には上げ幅を縮める展開に。英銀HSBCが発表した7月のサービス業購買担当者景気指数(PMI)が47.9となり、前の月の51.7から低下して好不況の分かれ目を下回ったことが懸念材料。また、さえない四半期決算を発表したバーラット重電機が急落し、相場の重しとなった。

【中国本土】上海総合指数 2050.48 +1.04%
5日の上海総合指数は5営業日続伸。前半は狭いレンジでもみ合ったが、中盤から上げ幅を拡大した。中国の公的年金を運用する全国社会保障基金理事会が好業績銘柄を中心に買い増ししているとの報道が好感された。また、乳製品関連が上昇。政府がニュージーランドとオーストラリア産乳製品の輸入を一時停止したことを受け、国内メーカーに代替需要が向かうとの見方が広がった。一方、生保商品の予定利率の上限廃止を受け、保険セクターの一角が軟調だった。《FA》

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