【飛び乗り飛び降りコーナー】カネカは太陽電池関連の人気波及を予想

2013年8月2日 09:14

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

 塩ビ大手で、医薬・食品素材が収益の柱のカネカ<4118>(東1)は、短期で注目したい。太陽電池関連では昭和シェル石油が年初来の高値を更新し上値を伸ばしており、カネカも同関連銘柄として見直される可能性が高い。同社は、7月24日に大幅に出力を向上させた薄膜三層型太陽電池モジュールの新商品を7月より本格販売すると発表済み。独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「太陽光発電システム次世代高性能技術の開発」プロジェクトの一環として開発したもので、同社が保有する透明中間層技術と合わせて吸収できる太陽光量を増やすことで従来と比べて大幅な出力向上を実現し、当社1420mm×1100mmサイズ量産品比で初期出力を10W以上引き上げることに成功しており、今後の展開に期待が持てる。

■大幅に出力を向上させた薄膜三層型太陽電池モジュールを本格販売

 足元の業績、重点戦略分野への経営資源の投入、成長のドライビングフォースとなる新規事業の創出やグローバル展開を一層強化し、事業構造の変革に注力するとともに、既存事業においては、新製品の上市など販売数量増大のための施策及び競争力向上のための製造コストや経費の削減等の収益力回復策に徹底して取り組み、今3月期売上高は5300億円(前期比11.2%増)、営業利益は300億円(同89.8%増)、経常利益は280億円(同71.3%増)、純利益は150億円(同60.9%増)と続伸を見込んでいる。

 株価は、5月20日につけた年初来の高値710円から6月7日安値573円まで調整を挟んで7月17日高値704円と買われた後、もみ合いとなっているが、再度13週移動平均線がサポートラインとして確認されており、騰勢を強める可能性が高い。北米での旺盛な需要に対応して、塩素化塩ビ樹脂の生産能力を年産約20,000トン増強し、年産50,000トン体制とすることを正式決定と塩ビの需要拡大が続いており、8日に予定される第1四半期決算の発表に対する期待感もあり、目先高値奪回から一段高へ向かう公算大。(N)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【編集長の視点】Minoriは連続増益業績をテコにバリュー株買いが再燃し高値も射程(2013/07/30)
【株式評論家の視点】サンフロンティア不動産は本格出直り相場が接近、増額期待も強まる(2013/07/30)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事