【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ワークマンは5月高値に急接近、好業績で更新確実視

2013年8月2日 09:13

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 ワークマン<7564>(JQS)の株価が5月の高値に接近している。今期(14年3月期)好業績見通しを評価して、一段高の可能性があるだろう。

 ワーキングウェアや作業関連用品などの大型専門店チェーンをFC中心に展開し、他社との差別化戦略としてEDLP(エブリデー・ロー・プライス)商品を強化している。前期(13年3月期)末の店舗数はFC591店舗、直営119店舗の合計710店舗である。

■第1四半期は増収増益、第2四半期は上ブレの可能性大

 7月31日に発表した第1四半期(4月~6月)業績(非連結)は、チェーン全店売上高が前年同期比5.4%増、既存店売上高が同3.1%増、営業総収入が同4.6%増、営業利益が同3.3%増、経常利益が同3.3%増、純利益が同2.8%増だった。天候不順の影響を受けたが、EDLP商品が好調だった。新規出店は5店舗で6月末時点の合計店舗数は715店舗となった。

 なお第2四半期累計(4月~9月)の見通しに対する第1四半期実績の進捗率は、チェーン全店売上高が53.1%、営業総収入が52.9%、営業利益が57.6%、経常利益が56.7%、純利益が57.3%と高水準である。上振れの可能性があるだろう。

 通期の業績見通しについては前回予想を据え置き、チェーン全店売上高の前期比6.0%増、既存店売上高の同3.8%増を前提として、営業総収入が同5.8%増の476億90百万円、営業利益が同8.2%増の80億円、経常利益が同7.4%増の90億60百万円、純利益が同6.9%増の53億90百万円としている。新規出店25店舗、S&B2店舗として出店エリアも拡大する。新規出店効果や既存店の好調で増収増益が期待される。

 8月1日に発表した月次売上高(FC店と直営店の店舗売上高の合計、前年比、速報値)を見ると、13年7月は全店100.2%、既存店98.3%だった。中旬以降の梅雨の戻りで暑さが和らいだことなどで伸び悩み、6月に比べて減速した形だが、13年4月~7月累計で見れば全店104.0%、既存店101.8%であり、特にネガティブ要因とはならないだろう。なお7月末時点の合計店舗数は718店舗となった。

 株価の動きを見ると、6月の短期調整が一巡して水準を切り上げている。7月25日には3950円まで上伸して、5月21日の年初来高値3970円に接近した。好業績見通しを評価して強基調に回帰した形だろう。

 8月1日の終値3800円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS264円20銭で算出)は14~15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間75円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績のBPS1754円22銭で算出)は2.2倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって水準を切り上げている。強基調に回帰して5月の高値を試す動きであり、突破すれば上値追いの展開が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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