【相場熟者が答える投資相談】アドバンテストが大きく下がっています。対処法を

2013年7月28日 10:58

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■アドバンテストを1600円で300株持っています。大きく下がっています。対処法を(東京都・60歳男性)

  【問い】 アドバンテスト<6857>(東1)を1600円で300株持っています。大きく下がっていますが、今後の見通しと対処方法についてお願いします。

■第1四半期の黒字予想が赤字転落、PER28倍と高く売却も

  【答え】 7月26日は、149円安の1390円と大幅反落し、日経225採用銘柄の値下り率ランキングトップとなりました。25日に発表した今3月期第1四半期決算は赤字転落。通期で最終黒字転換を計画していただけに、失望感が広がり、目先の手仕舞い売りが膨らんだようです。

  今3月期第1四半期は、大型案件受注の影響があった前年同期の水準に届かなかったものの、受注高を前四半期比で伸ばしましたが、前期末の受注残が低水準だったため、当期の売上高も低水準で、期初の想定を上回る円安進行から外貨建てコストの増加が響き、売上高は300億900万円(前年同期比9.8%減)、営業損益は33億1600万円の赤字(同7億5600万円の黒字)、経常損益は28億4500万円の赤字(同12億5500万円の黒字)、最終損益は36億4100万円の赤字(同4億2300万円の黒字)と赤字転落となりました。拡大が続くモバイル機器市場が伸びており、第2四半期以降売上高の伸長が期待されることから、今3月期最終損益98億円予想は据え置いています。

  株価は、5月23日につけた年初来高値1887円から6月17日安値1410円まで調整を挟んで7月3日高値1710円と買われた後、上げ一服から下値を探る展開となっています。今期予想PER28倍台と割安感に乏しく、26週移動平均線を下回りましたので、調整色が強まる方向です。目先4月4日安値1246円前後で下げ止まるか、第2四半期以降の売上高の動向を見極める段階といえます。いったんは売却して様子を見るほうが無難でしょう。(株式評論家・摩周湖)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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