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(香港)6月に銀行貸出が急増、中国本土での流動性ひっ迫を受け
記事提供元:フィスコ
*10:25JST (香港)6月に銀行貸出が急増、中国本土での流動性ひっ迫を受け
香港の中央銀行に相当する香港金融管理局(HKMA)は25日、域内の銀行貸出残高が6月末時点で前月比約3%増となったことを明らかにした。現地紙「明報」などによると、これをもとに計算した6月の新規融資額は最低でも1770億HKドル(約2兆2700億円)に達し、前月の1.8倍に急増したもよう。前年同月比でも40%近く増えた計算になるという。
香港で銀行融資が急増した背景には、中国本土での流動性ひっ迫があるようだ。本土では6月、「理財商品」と呼ばれる財テク商品の多くが償還期限を迎えたほか、銀行の預金準備金積み増しなどを受けて金融市場での「カネ不足」が警戒された。一時は上海銀行間取引金利(SHIBOR)の翌日物が13%台に乗せ、過去最高まで跳ね上がった。
HKMAの報道官は、銀行融資の伸びの9割以上が香港の大手20行によるものだと説明。各行に対して急速な伸び抑制し、流動性リスクの回避を求めるなど、警戒感を強くにじませている。《NT》
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