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22日の香港市場概況:続伸、方向感に乏しく商いは今年最低水準
*17:44JST 22日の香港市場概況:続伸、方向感に乏しく商いは今年最低水準
22日の香港市場では主要指数のハンセン指数が続伸となり、前営業日比54.08ポイント高(+0.25%)の21416.50で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同33.45ポイント安(-0.35%)の9415.06、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同25.07ポイント高(+0.63%)の4024.08だった。
ハンセン指数は総じて方向感に乏しい展開に。HSBC(00005/HK)などの大型株が業績期待から買われて相場を下支えた半面、中国での銀行貸出金利の下限廃止を受けて、本土系銀行株が売られた。また、中国の景気動向や経済政策の先行き不透明感が根強い中、手控えムードが強まった。今週24日に発表される7月のHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値を見極めたいとの思惑もあり、売買代金は今年最低の385億HKドルにとどまった。
ハンセン指数の構成銘柄では、近く決算発表を予定しているHSBCやAIAグループ(01299/HK)が業績期待から買われた。うち26日に決算予定AIAグループは2.89%値を上げた。また、華潤電力控股(00836/HK)が5.22%反発。野村では、親会社幹部の汚職疑惑による収益への影響は軽微と見て、押し目買いを推奨している。
半面、テンセント(00700/HK)が1.85%下落。中国版「LINE」とも呼ばれる「微信(ウィーチャット)」サービスを巡り、大規模な通信障害が発生したと伝わった。ほかに、中国工商銀行(01398/HK)など本土系銀行株が総じて安い。中国での貸出金利の下限廃止を受けて、利ざや縮小への警戒感が強まった。
その他の銘柄では、神威薬業(02877/HK)など医薬品セクターが堅調。中国で約2カ月ぶりに「H7N9型」鳥インフルエンザウイルスの人への感染が確認されたことで思惑買いが広がった。このほか、北人印刷機械(00187/HK)が16.46%急伸。主力の印刷機事業を譲渡する業態転換計画の再始動が好感された。《KO》
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