【株式評論家の視点】21日の参院選が最大の焦点、自民勝利なら海外投資家の買い積極化へ

2013年7月15日 07:11

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

<相場展望>(7月16~19日)

  7月第3週の東京株式市場は、米国株強調、為替相場の円安への回帰などの好環境を下敷きに、上値トライへの期待を内包しながらの底堅い展開になりそう。東証発表の7月第1週(1~5日)の投資部門別売買動向では、海外投資家が5週連続で買い越している。買越額は4300億円でと5月第3週以来、約1カ月半ぶりの高水準である。6月以降の累計の買越額は1兆1000億円を超える水準に膨らんでいる。

  IMFの世界経済見通し、あるいは日銀短観など、日本経済が好転度合いを強めていることを好感してのものと思われる。そして、当面、最大の焦点は21日投開票の参院選。自民党勝利が想定されているが、海外投資家はそうした事実を確認して動くのが修正。小泉政権の郵政解散の時も、自民勝利の結果が出て、海外投資家の買いが急速に膨らんだ。今回も、勝利を確認して7月第4週以降、海外投資家の買いがボリュームアップする方向が予想される。安倍内閣は秋の臨時国会を「成長戦略実行国会」と位置付けており、構造改革期待の買いが入りやすい流れでもある。

  最近の動きを見ていると、日経平均1万4500円が目先の厚い壁になっている。日経平均が1143円の大暴落となった5月23日の日経平均の終値は、1万4483円。従って1万4500円から上を買うということは、高値挑戦を認識した上での動きと捉えられる。5月23日の東証1部の売買高は76億株。そこへのトライには、市場のボリュームアップが必要になりそう(株式評論・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【編集長の視点】夢展望は買い気配値を切り上げ公開価格上回る、IPO初値形成は27社連続で負けなし(2013/07/10)
【株式評論家の視点】ペプチドリームは新しい創薬分野を切り開き、収益急向上路線に乗る(2013/07/10)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事