【株式評論家の視点】フライトシステムコンサルティングは債務超過解消で見直し本格化、従来の決済端末では実現できなかった決済の市場を生み出す

2013年7月10日 09:20

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

 フライトシステムコンサルティング<3753>(東マ)は、6月27日に有価証券報告書を関東財務局へ提出。2013年3月期において債務超過を解消したことから、マザーズにおける上場廃止に係る猶予期間入り銘柄から解除されており、見直される可能性が高い。この4月に同社がスマートフォンでクレジットカードと電子マネー決済を可能にするハイエンドな決済装置「Incredist」を発表。1台でJ-Debit、電子マネー、銀聯カード、クレジットカード等をマルチ決済が可能で、従来の決済端末では実現できなかった決済の市場を生み出し、決済を必要とする広範囲な業種・業態への拡大が見込まれることが注目される。

 足元の業績、コンサルティングとソリューション事業において、システム開発と保守、自治体向けのコンサルティングのほか、スマートフォンを利用した法人向けソリューションの提案に注力。サービス事業では、電子決済ソリューションの新製品「Incredist」の拡販で、今3月期売上高は18~19億円(前年同期比80.6~90.6%増)、営業利益は6500万円~1億1500万円(同1億3600万円の赤字)、経常利益は5000万円~1億円(同1億8300万円の赤字)、純利益は4400~9000万円(同2億0500万円の赤字)と黒字転換を見込む。

 株価は、2月18日につけた上場来の安値9200円を底に、5月21日に年初来の高値3万7000円と買われ目先三段上げを終了。6月7日安値1万8930円、6月27日安値1万9010円と売り直されて下値確認から7月3日高値2万6980円と上昇。26週移動平均線がサポートラインとして意識された感があり、底堅い動きになると予想される。8月8日に発表が予定される第1四半期決算に対する期待感があり、中長期では、押し目買い妙味が膨らもう。(株式評論家・信濃川)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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