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(中国)流動性危機の余波広がる、地元企業から“借金”する地方政府も
記事提供元:フィスコ
*10:25JST (中国)流動性危機の余波広がる、地元企業から“借金”する地方政府も
中国では金融市場での流動性危機の余波がじわり拡大している。9日付の現地メディアによると、内モンゴル自治区のオルドス市では、市政府の財政がひっ迫し、職員の給与支払いが困難になるなど資金繰りが悪化。地元企業から15億元(約240億円)を借り入れる事態にまで発展しているという。
中国経済の高成長期には石炭の生産地として財を成したオルドス市だが、景気減速による石炭業の低迷と不動産バブルの崩壊で市財政が急速に悪化。2000億元を超える負債を抱えるとも言われている。最近では、住む人のいないビルが立ち並ぶ「鬼城(ゴーストタウン)」として、メディアによく取り上げられている。
このほかにも、不動産、自動車、造船、鉄道などさまざまな業種に影響が波及している状況だ。現地メディアによると、一部銀行が自動車ローンを引き締めており、新車販売に影響が出る可能性も。また、ディーラーの支払い遅延でメーカーのキャッシュフローが悪化するとの懸念も浮上している。
また、民間造船会社で最大手の熔盛重工は先ごろ、資金繰り難を理由に公的支援を求めたことを発表。また、鉄道関連では、雲南省の大理と瑞麗を結ぶ大瑞鉄道の一部区間など、年内着工予定の路線について、資金不足から工事が停滞していると報じられている。《NT》
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