5日の米国市場ダイジェスト:ダウは147ドル高、強い雇用統計を好感

2013年7月8日 07:19

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記事提供元:フィスコ


*07:19JST 5日の米国市場ダイジェスト:ダウは147ドル高、強い雇用統計を好感

■NY株式:ダウは147ドル高、強い雇用統計を好感

NYダウ       ナスダック
終値 :15135.84  終値 :3479.38
前日比:+147.29   前日比:+35.71
始値 :14995.46  始値 :3468.48
高値 :15137.51  高値 :3479.46
安値 :14971.20  安値 :3441.78

5日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は147.29ドル高の15135.84、ナスダックは35.71ポイント高の3479.38で取引を終了した。6月雇用統計で非農業部門雇用者数が19万5千人増と予想を大きく上回ったことが好感され、買いが先行した。米国債10年物利回りが2.7%台へ急伸したことから朝方は上値の重い展開となる場面もあったが、引けにかけて上昇基調を強める展開となった。セクター別では、銀行や各種金融が上昇する一方、公益事業や不動産が下落した。

メディアのニューズコープ(NWSA)は、エンターテイメント部門を21世紀フォックス(FOXA)として分離を完了し、両社とも上昇。長期金利の上昇を受けて、金利マージンの改善期待からJPモルガン(JPM)やシティグループ(C)など大手行が堅調推移となった。その一方、金価格が一段安となったことでバリックゴールド(ABX)など金鉱株が急落。携帯端末メーカーのアップル(AAPL)は、サムスン電子の決算で成長減速への懸念が高まったことで、連れ安となった。

来週8日のアルミニウム大手アルコア(AA)から4-6月期決算発表シーズンに入る。S&PキャピタルIQの集計によると米国企業の4-6月期業績は、売上高は前年同期比で横這い、一株利益は3%増と低成長が予想されている。

(Horiko Capital Management LLC)

■NY為替:ドル・円は101円20銭、米FRBの早期資産購入縮小観測が強まる

ドル・円は100円00銭から101円22銭まで上昇し101円20銭で引けた。予想を上回った米国の6月雇用統計を受けて米連邦準備制度理事会(FRB)による早期資産購入縮小観測が強まりドル買いが加速した。

ユーロ・ドルは1.2897ドルから1.2806ドルへ下落し、1.2830ドルで引けた。良好な米雇用統計を受けた米国債券利回りの上昇に伴うドル買い、ポルトガルの格付け見通し引き下げを嫌気したユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は株高に連れて128円85銭から129円86銭まで上昇。

ポンド・ドルは、1.4989ドルから1.4858ドルへ下落。ドル・スイスは、0.9566フランから0.9660フランへ上昇した。

■NY原油:続伸で103.22ドル、上昇傾向継続で直近高値を更新

NY原油は続伸(NYMEX原油8月限終値:103.22 ↑1.98)。ウエスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)は、期近価格の方が期先価格よりも高いバックワーデーションと呼ばれる市場構造が依然続いている。上昇傾向が続く中で通常取引終了前には103.32ドルまで直近高値を更新している。北海ブレント原油とのスプレッド縮小が続く中で、スプレッドは依然5ドル以下の水準で推移している。

通常取引開始前に発表された6月の雇用統計では、ヘッドラインでは市場予想を大きく上回っているものの、フルタイムの職が減少している中で、パートタイムの職が統計以来過去最高になっていることが明らかになっている。

■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  13.06ドル +0.23ドル(+1.79%)
モルガン・スタンレー(MS) 24.57ドル +0.53ドル(+2.20%)
ゴールドマン・サックス(GS)153.24ドル +2.81ドル(+1.87%)
インテル(INTC)    24.06ドル +0.30ドル(+1.25%)
アップル(AAPL)      417.42ドル -3.38ドル(-0.80%)
グーグル(GOOG)      893.49ドル +7.06ドル(+0.80%)
フェイスブック(FB) 24.37ドル -0.15ドル(-0.61%)
キャタピラー(CAT)     82.14ドル +0.29ドル(+0.35%)
アルコア(AA)        7.81ドル +0.10ドル(+1.30%)
ウォルマート(WMT)     75.21ドル +0.05ドル(+0.07%)《KO》

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