【アナリスト水田雅展の銘柄分析】メディアフラッグは5月以来の25日線抜けで本格出直りへ、新商品販売、郵政事業の調査など新規受注が寄与

2013年7月8日 07:28

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 店舗覆面調査のメディアフラッグ<6067>(東マ)の株価は底打ち感を強めている。週末5日は前週末比25円高の489円と買われ、日足チャートでは5月27日以来の25日線を上抜いている。今期(13年12月期)好業績見通しに再評価の余地があるだろう。

 流通・飲食企業や消費財メーカーの店舗・店頭マーケティング活動を支援するフィールド事業(覆面調査などの流通支援事業、店舗巡回や販売促進などの営業支援事業、店舗・店頭の状況をデータベース化するASP事業)を主力として、ストア事業(コンビニエンスストア経営)も展開し、全国17万人超のメディアクルー網を構築している。海外はASEAN地域へ積極展開する方針だ。

 今期の連結業績見通しは売上高が前期比16.1%増の32億62百万円、営業利益が同23.6%増の2億38百万円、経常利益が同28.6%増の2億31百万円、純利益が同24.2%増の1億27百万円としている。営業支援事業ではメーカーの新商品販売関連、流通支援事業では地方銀行や郵政事業の調査関連など、新規受注が寄与する見込みだ。

 さまざまな業種・業態に対応して業容を拡大する方針であり、9月にはシニア層のマーケティングデータを収集するシニアマーケティング事業、全国17万人超のメディアクルーを活用したクラウドソーシング事業を開始する。また7月3日には、主に関西地域で推奨販売事業を展開しているキャビック(京都市)を子会社化すると発表した。株式取得日は8月1日の予定で、子会社化によって推奨販売業務の全国展開を目指すとしている。

 株価の動きを見ると、6月7日に432円、そして6月27日には年初来安値となる411円まで調整する場面があった。しかし切り返して7月5日には490円近辺まで戻している。底打ちしたようだ。

 7月5日の終値489円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS30円19銭で算出)は16~17倍近辺、実績PBR(前期実績のBPS174円13銭で算出)は2.8倍近辺である。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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