NY株式:ダウは56ドル高、雇用統計への期待から切り返す

2013年7月4日 07:00

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記事提供元:フィスコ


*07:00JST NY株式:ダウは56ドル高、雇用統計への期待から切り返す

3日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は56.14ドル高の14988.55、ナスダックは10.27ポイント高の3443.67で取引を終了した。独立記念日の前日となるため、午後1時までの短縮取引となった。ポルトガルの政局不安を受けて南欧諸国の国債利回りが上昇したことが嫌気され、下落して始まった。またスタンダード&プアーズ(S&P)が欧州主要行の信用格付を引き下げたことも嫌気された。エジプトの反政府デモの状況も注視されているが、6月ADP雇用報告が予想を上回ったこともあり、5日の雇用統計への楽観的な見方から緩やかに上昇に転じる展開となった。セクター別では、メディアやソフトウェア・サービスが上昇する一方、不動産や商業・専門サービスが下落した。

病院運営のテネット・ヘルスケア(THC)は、オバマ政権が健康保険加入の義務化を1年延期するとの思惑から下落。原油価格が100ドルを上回ったことで、燃料費上昇への警戒感からデルタ航空(DAL)など航空会社各社が軟調推移となった。その一方、ファストフードのチポトレ・メキシカン・グリル(CMG)は、ドイツ銀行の強気のコメントを受けて上昇。家電小売のベストバイ(BBY)も、ゴールドマンサックスが「買い」推奨を継続したことで堅調推移となった。

4日は独立記念日となるため米国株式相場は休場。5日はポルトガルとエジプト情勢、そして雇用統計の結果が焦点となるだろう。

(Horiko Capital Management LLC)《KO》

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