欧米為替見通し:米国6月の雇用関連指標に注目へ

2013年7月3日 17:17

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記事提供元:フィスコ


*17:17JST 欧米為替見通し:米国6月の雇用関連指標に注目へ

本日3日の欧米市場のドル・円は、5日に発表される米国6月の雇用統計を予想する意味で、米国の6月の雇用関連指標を見極める展開となる。

リスク要因として、米国6月の雇用関連指標のネガティブ・サプライズ、ポルトガルの金融危機懸念、エジプトのクーデター懸念に警戒する展開となる。

米国6月の雇用統計の予想は、失業率が7.5%(5月7.6%)、非農業部門雇用者数が前月比+16.5万人(最大予想:+22.0万人、最少予想:+7.7万人、5月+17.5万人)と見込まれている。

米国6月の雇用関連指標がほぼ予想通りだった場合は、本日のニューヨーク株式市場が午後1時で終了し、明日4日は独立記念日で休場となることで、動意に乏しい展開が予想される。

米国6月のADP雇用統計は、民間部門雇用者の「確報値」との整合性を目指していることで、5日に発表される米国6月の民間部門雇用者の「速報値」ではなく、9月に発表される「確報値」への参照数字となる。

米国6月のISM非製造業「雇用」指数は、4月(52.0)から5月(50.1)への悪化と、4月の失業率7.5%、非農業部門雇用者数+14.9万人、5月の7.6%、+17.5万人との整合性はあまり見られない。

米国6月チャレンジャー人員削減数も、3月、4月、5月の改善傾向との整合性はあまりみられない。

今後の展開は、米国6月の雇用統計次第だが、ヘッド・アンド・ショルダー(左肩99円95銭-頭103円74銭-右肩100円台)の可能性が払拭されないことで、雇用統計がネガティブ・サプライズだった場合の90円処までの反落の可能性に警戒することになる。

ポジティブ・サプライズだった場合は、30-31日の連邦公開市場委員会(FOMC)で資産購入プログラムの縮小が予想されることで、103円74銭を上回る可能性が高まる。

【今日の欧米市場の予定】

17:00 ユーロ圏・6月総合景気指数改定値(予想:48.9)
17:00 ユーロ圏・6月サービス業景気指数改定値(予想:48.6)
18:00 ユーロ圏・5月小売売上高(前月比予想:+0.3%、4月:-0.5%)
20:00 米・先週分MBA住宅ローン申請指数(前回:-3.0%)
20:30 米・6月チャレンジャー人員削減数(5月:-41.2%)
21:15 米・6月ADP雇用統計(予想:+16万人、5月:+13.5万人)
21:30 米・5月貿易収支(予想:-401億ドル、4月:-403億ドル)
21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:34.5万件、前回:34.6万件)
23:00 米・6月ISM非製造業総合景況指数(予想:54.0、5月:53.7)

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