今日の為替市場ポイント:6月5日以来の1ドル=100円台

2013年7月3日 08:25

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記事提供元:フィスコ


*08:25JST 今日の為替市場ポイント:6月5日以来の1ドル=100円台

昨日2日のドル・円相場は、東京市場では99円51銭から99円91銭まで堅調推移。欧米市場では、一時100円73銭まで上昇し、100円62銭で取引を終えた。

本日3日のドル・円は、100円台で取引される見込み。円安進行を意識して日経平均株価は下げ渋る可能性がある。ただし、101円付近には顧客筋のドル売りオーダーが残されており、ドル・円は100円台後半で上げ渋る展開か。

ドル・円は6月5日以来となる1ドル=100円台に上昇した。日本株(日経平均先物)の上昇を意識した円売り・ドル買いのフローが観測されたが、100円を超えた時点でストップロスとみられるドル買いが執行されたとの指摘もあった。

市場参加者の間からは、参院選挙直前までは円安・株高が続くのではないか、との声が聞かれている。ただし、この動きは極めて投機的であり、参院選後は円高・株安の相場展開になるとの見方がある。参院選で自民大勝の場合、円安・株高の基調は維持される可能性はあるが、安倍政権は景気対策などを軽視し、憲法改正に向けて本格的に動き始めるのではないか、との懸念も出ている。

ドル・円相場については、米量的緩和策の早期縮小を想定してドル高方向に振れる可能性は高いとの声が聞かれている。ただし、その場合は円安ではなくドル全面高の展開になるとみられている。また、日本の長期金利の上昇も予想されるため、ユーロ、豪ドルに対して円安が進行する可能性は低いとの見方も出ている。《KO》

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