注目銘柄ダイジェスト(前場):東京電力、マツダ、ネクソンなど

2013年7月2日 11:34

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記事提供元:フィスコ


*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):東京電力、マツダ、ネクソンなど

東京電力<9501>:558円(前日比+35円)
大幅高。現在は個人投資家が商いの中心と見られるが、新興市場の株価上昇に伴う個人投資家のマインド改善を映して、短期資金の物色の矛先が向かっている状況と捉えられる。株価500円レベルでの底堅さなども意識される格好に。また、大和では電力セクターの投資判断を「強気」としてカバレッジを開始している。同社に関してはカバレッジ対象外であるものの、刺激材料にはつながっているとみられる。

マツダ<7261>:419円(同+9円)
しっかり。足元での為替相場の円安反転基調を受けて、買い安心感が強まる流れとなっている。欧州自動車市場の減少幅緩和に加えて、米国自動車販売への期待感なども先行へ。また、 野村では投資判断「バイ」継続で、目標株価を450円から520円に引き上げている。次期Mazda3の投入で、今下期以降の業績改善は一段と加速していくとの見方。

ネクソン<3659>:1149円(同+48円)
買い先行。ドイツ証券では投資判断を新規に「バイ」、目標株価を1400円に設定している。現在の株価水準は、世界規模でモバイルゲームを組織化できる可能性がある企業への投資を、割安に開始できる機会を提供しているとの評価。また、低コストで資金調達が可能なこと、およびM&Aで優れた実績を有していることも競争上の優位点と注目しているもよう。

三井金属<5706>:225円(同+9円)
買い優勢。昨晩の海外市場では非鉄市況の上昇が目立っており、足元で出遅れ感が強まっていた鉱業や非鉄金属株などの資源関連株は買いが先行している。一部の外資系証券がコモディティの投資判断を格上げしたことなどが背景のようだ。なお、金市況は2.6%、銅市況は3.4%の上昇などとなっている。

オークマ<6103>:731円(同-21円)
軟調。みずほ証券では投資判断「アンダーパフォーム」を継続で、目標株価を760円から630円に引き下げている。第1四半期営業利益は10億円、前年同期比63%減益と予想しており、株式市場でややネガティブに捉えられる可能性と。単独受注高の低迷状態が続いていること、他の工作機械メーカーと比較して相対的に為替のプラス効果は享受できないことなどを背景としている。

キリンHD<2503>:1593円(同+2円)
もみ合い。上半期営業利益は前年同期比1%増の580億円前後になったもようとの観測報道が伝わっている。国内の落ち込みを海外の好調がカバーする格好になったようだ。第1四半期は営業減益であった。ただ、市場コンセンサスは600億円を上回る状況であったとみられ、相対的にはネガティブな見方が優勢のようだ。

F&AアクアHD<8008>:1640円(同+151円)
大幅高。同社は前日に第1四半期の決算を発表している。営業利益は10.9億円で前年同期比2.3%減益だが、先の観測報道通りの着地となっている。一方、最終利益は8.3億円で同24.0%増益、投資有価証券評価損の一巡などが大幅増益の背景に。観測報道では最終損益に関するコメントはなかったため、ポジティブな面だけが反映される格好に。

レデイ薬局<3027>:462円(同+20円)
大幅続伸。3-5月期営業利益が前年同期比48.5%増の4.9億円と大幅増益となったことが好感されている。会社計画の上期営業利益は6.0億円、通期では11.0億円が見込まれており、第1四半期の高進捗にポジティブなインパクトが強まっている。第1四半期については、ドラッグストア部門の売上高が前年同期比5.0%増、調剤部門の売上高が同14.7%増となったようだ。

DAC<4281>:703円(同+28円)
大幅続伸。ユナイテッド<2497>が、スマホの画面を飾り付ける「CocoPPa(ココッパ)」の人気を手掛かりに連日で上値追いとなっていることが刺激材料に。同社はユナイテッドの筆頭株主となっており、連れ高の流れが続いている。なお、現時点で同社の時価総額は約400億円であるのに対して、ユナイテッドの時価総額は約800億円となっている。

Dガレージ<4819>:352000円(同+22000円)
買い先行。クレセゾン<8253>との資本・業務提携が報じられたことが材料視されている。クレセゾンは、同社の発行済み株式の1%強を10億円弱で取得する見通し。今年度中にもベンチャー企業の投資育成事業や広告マーケティング事業を共同で展開するもようで、クレジットカード大手との協業によるシナジー効果に期待感が先行へ。

OTS<4564>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。ゲノム医学の権威である米シカゴ大の中村教授が、東大時代に発見した分子を攻撃目標とする、がんの新しい分子標的薬の臨床試験が来月に米国で開始されると報じられたことが材料視されている。中村教授はゲノムの解析を行い、分子レベルで治療すべき標的を特定し、その標的を攻撃する薬剤の開発を同社が進めたと伝わっており、関心が高まっている。《KO》

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