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1日の中国本土市場概況:小幅続伸、値ごろ感やA株ETFへの外資流入などが支援材料
*17:03JST 1日の中国本土市場概況:小幅続伸、値ごろ感やA株ETFへの外資流入などが支援材料
1日の中国本土市場は小幅続伸。上海総合指数は前営業日比16.04ポイント高(+0.81%)の1995.24、深セン成分指数は同24.01ポイント高(+0.31%)の7718.48で取引を終えた。中盤に下値を模索する場面もみられたが、その後は徐々に買い戻された。
最近の大幅下落で売られ過ぎ感が強まり、人民元建てA株ETF(上場投資信託)に対する申し込みが増加しているとの報告が支援材料。また、シンガポールの政府系投資会社テマセク・ホールディングスが中国工商銀行(601398/CH)のH株を追加で取得したとの報告も買い安心感を与えた。政策面では、医療改革を民生事業の最優先課題に位置付けるとの政府方針や、鉄道整備が加速するとの観測などもヘルスケアや建設関連の買い手がかりとなった。
一方、上海総合指数は2000の大台を回復するには至らなかった。ウエートの高い金融や不動産、資源などの下落が指数の足かせ。銀行の不良債権が増加するとの懸念が根強いほか、国内100都市の住宅価格が13カ月連続で前月を上回ったことが警戒された。また、景気減速懸念が高まっていることも圧迫材料。HSBCが発表した6月の中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)確定値が前月と市場予想を下回ったほか、政府版の製造業PMIも前月を下回った。
なお、国務院(日本の内閣に相当)が主宰する経済情勢研究会が7月中旬に開催される予定。それまでの金融政策は微調整にとどまると予測されており、A株式市場はしばらく方向感の乏しい展開が継続する見通しだ。また、外需低迷や発展モデルの転換に伴い、今年7-9月期の成長率が7.5%を下回る可能性があるとみられている。《KO》
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