【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】曙ブレーキ工業は直近安値から14%高と快調に戻す、円安メリットで営業利益85%増益見通しは上振れも

2013年7月1日 16:18

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  曙ブレーキ工業 <7238> の株価が調整一巡から出直っている。6月7日の直近安値419円に対し1日(月9日は14%高の478円まであった。今期(14年3月期)の円安メリットに見直し余地があり、出直りが期待されるだろう。

  今期の連結業績見通しは、売上高が前期比8.9%増の2244億円、営業利益が同85.4%増の80億円、経常利益が同97.0%増の67億円、純利益が同4.8倍の25億円としている。

  欧州市場は依然として低調だが、北米自動車市場の好調を背景に主力の米GM、日産、トヨタ向けが好調に推移するだろう。前期に営業黒字化した北米事業は新規受注増加、不採算製品の順次生産終了、販売価格改定効果などで一段の収益改善が期待される。アジア市場ではタイやインドネシアで四輪車向けの拡大が続き、中国でのマイナス要因も一巡するだろう。また想定為替レートは1ドル=90円であり、円安メリットで上振れの期待も高まるだろう。

  指標は今期予想連結PER(会社予想の連結EPS18円84銭で算出)は24倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間10円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS350円52銭で算出)は1.3倍近辺である。週足チャートで見ると、26週移動平均線近辺で下げ渋り感を強めている。サポートラインを確認して調整が一巡した可能性があり、今期好業績見通しを再評価して出直り展開が期待されるだろう。(水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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