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【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】チムニーは5月々次売上順調、通期増収増益でPERなど指標に割安感
居酒屋チェーンのチムニー <3178> (東2)の26日株価は小口の売りもので930円台へストン下げている。今期(13年12月期)の好業績見通しを評価して押し目買いで臨んでよいだろう。
12年12月に再上場。飲食事業では居酒屋業態「はなの舞」「さかなや道場」などを直営とFCで展開し、コントラクト事業では受託食堂の展開を本格化している。他社との差別化戦略として、漁業などの一次産業、食材加工などの二次産業、店舗で商品を提供する三次産業まで一括して管理する飲食業の六次産業化に向けた取り組みを強化している。
今期業績(非連結)見通しは既存店売上前年比97.0%、飲食事業直営新規出店50店舗などを前提として、売上高が前期比6.7%増の448億20百万円、営業利益が同7.0%増の35億20百万円、経常利益が同4.3%増の34億40百万円、純利益が同20.8%増の15億26百万円としている。新規出店効果などで増収増益の見込みだ。
通期予想に対する第1四半期(1月~3月)の進捗率は売上高が23.4%、営業利益が20.7%だった。期中の新規出店を考慮すれば概ね順調な水準だろう。月次売上(前年比)を見ると、13年5月は全店111.4%、既存店100.0%、13年1月~5月累計は全店108.4%、既存店95.0%となった。概ね順調に推移しているようだ。
5月8日発表の自己株式取得(取得株式総数上限73万5000株、取得価額総額上限7億35百万円、取得期間5月9日~8月31日)の状況は、5月31日時点の累計で取得株式数30万400株、取得価額総額2億9931万1900円となった。
株価の動きを見ると自己株式取得を好感して動意付き、5月13日に上場来高値1031円を付けた。その後は小動きとなり1000円近辺の狭いレンジでモミ合う展開だが、煮詰まり感も強めている。
6月25日の終値998円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS78円91銭で算出)は12~13倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は2.0%近辺、そして実績PBR(前期実績のBPS558円26銭で算出)は1.8倍近辺である。指標面に割高感はなく、今期好業績見通しを評価してモミ合い上放れ展開が期待されるだろう。(水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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