静けさを取り戻した日本国債市場、海外との利回り格差拡大へ

2013年6月26日 09:17

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記事提供元:フィスコ


*09:17JST 静けさを取り戻した日本国債市場、海外との利回り格差拡大へ
日本の債券市場が静かだ。5年物国債市場の過去10日間のヒストリカル・ボラティリティ(変動率)は、ほぼ5月22日の水準まで後退。なお、22日は米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長が量的緩和第3弾(QE3)の縮小可能性に初めて触れた日となる。

一方、米長期金利はバーナンキ議長の緩和縮小発言などで上昇基調を強めており、日本国債との利回り格差(スプレッド)は約2年ぶりの大きさに拡大。また、日本国債と主要先進国国債とのスプレッドも拡大傾向にある。

日銀の黒田総裁は異次元緩和がもたらした市場の混乱に対し、「いずれは落ち着きを取り戻す」と発言。安倍政権の目標が資金を債券など安全資産から株式などリスク資産に移すことを考えると、最近はこの政策が奏功しているとも考えられる。《RS》

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