25日の香港市場概況:6日ぶり反発、本土株の動向をにらんで荒い値動きに

2013年6月25日 17:43

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記事提供元:フィスコ


*17:43JST 25日の香港市場概況:6日ぶり反発、本土株の動向をにらんで荒い値動きに

25日の香港市場では主要指数のハンセン指数が6営業日ぶり反発となり、前日比41.74ポイント高(+0.21%)の19855.72で取引を終えた。一方、H株指数(本土企業株で構成)は同67.35ポイント安(-0.75%)の8871.28、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同21.00ポイント安(-0.56%)の3756.43と続落した。

ハンセン指数は上下に振れる荒い値動きに。足元の株価急落を受けた自律反発狙いの買いで朝方は総じて堅調に推移したが、本土株が下げ幅を広げると、ハンセン指数も値を崩した。この日も中国の銀行間市場での金利上昇が続いたことを受けて、銀行の資金繰り悪化や、それによる実体経済への影響が懸念された。後場寄りには一時2%近い下落率となる場面もあった。

ただ、その後は下げ幅を縮小し、再びプラス圏に切り返した。中国金融当局の高官が午後に記者会見を開くと伝わり、流動性不足の緩和や株式相場てこ入れへの言及に関する期待感が浮上。本土株が急速に戻りを試す動きとなった流れに追随した。この日の欧州株が総じて堅調なスタートとなったことも支援材料となった。

ハンセン指数の構成銘柄では、中国銀行(03988/HK)や交通銀行(03328/HK)など本土系銀行株の一角が反発。一方、本土株の下落を受けて投資運用収益が悪化するとの懸念から、中国人寿保険(02628/HK)、中国平安保険(02318/HK)が揃って値を落とした。

その他の個別銘柄では、方興地産(00817/HK)が4%余り下げるなど本土系不動産株が安い。北京市の一部銀行が手元資金を確保するため、住宅ローン業務を一時凍結したと報じられている。一方、6月中間期の黒字転換見通しを発表した富士康(02038/HK)が7.96%値を上げた。《KO》

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