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JFEエンジ、フィリピンで下水処理施設を受注
JFEエンジニアリングは24日、フィリピンのメニラッド水道サービス会社から下水処理施設を受注したと発表した。
JFEエンジが受注したのは、マニラ首都圏ケソン市に計画される日量15,400m3/日のプラントで、設計、建設および1年間の実証運転を請負う。工期は2014年9月に施設完成、2014年12月に試運転完了を予定している。
現在マニラ首都圏の上下水道事業は、1997年の民営化により、メニラッド水道サービス会社が西側の全域で施設を建設・保有し、運営を行っている。同地区は急速な都市化に伴い、下水道や下水処理施設の整備が急がれているが、普及率は未だ10%程度に留まっており、メニラッド社は世界銀行の融資などにより急ピッチで整備を進めている。
JFEエンジは、これまでマニラ首都圏で26箇所の下水処理施設を建設しており、これらの施設で同地区において下水処理されている量の約7割(2012年稼動分)を担っている。JFEエンジはこのような実績を基に、今回、現地の下水の性質に最適な処理プロセスや限られたスペースへのプラント配置などを提案し、メニラッド社から高い評価を得て受注につながった。
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