前場に注目すべき3つのポイント~都議選は自公が全員当選で圧勝

2013年6月24日 08:22

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記事提供元:フィスコ


*08:22JST 前場に注目すべき3つのポイント~都議選は自公が全員当選で圧勝

24日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:安定政権への期待を背景に押し目買い意欲が高まる可能性
■外資系証券の注文動向:差し引き590万株の売り越し
■前場の注目材料:大型株の買い戻し継続に関心、テーマでは選挙関連に注目へ

■安定政権への期待を背景に押し目買い意欲が高まる可能性

☆日経225想定レンジ:上限13500円-下限13350円

24日の東京市場は、底堅い相場展開が期待される。参院選の前哨戦として注目された東京都議選は23日投開票され、自民党が都議会第1党の座を奪い返した。自民党が擁立した59人、公明党の23人全員が当選となり、「ねじれ」国会解消への一歩となった。安定政権への期待を背景に押し目買い意欲が高まる可能性がある。

一方、米国の量的緩和縮小によるポジションの巻き戻しによる影響は、引き続き見極めが必要。また、中国経済の減速懸念も重しとなりそうである。海外勢を中心としたポジションの巻き戻しが進むなか、新興国市場からの資金流出が加速すれば、リスク回避の動きが一段と強まるとみられている。

もっとも、G8サミット(主要8カ国首脳会議)で発表された世界経済に関する首脳宣言では、成長戦略を含めた安倍内閣の経済政策(アベノミクス)を後押しする形となっている。日本株は十分に調整し、需給整理も進んでいるとみられる。そのほか、週末には投信設定も多く、投信経由での資金流入が相場の下支えとして期待されよう。

物色としては改めて選挙関連へ関心が集まりやすい。また、富士山の世界遺産登録決定で富士急<9010>などテーマ銘柄への関心が高まろう。リプロセル<4978>上場を控えてのバイオ関連株、直近IPO銘柄の動向が注目されよう。

■外資系証券の注文動向:差し引き590万株の売り越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1930万株、買い1340万株、差し引き590万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

6月17日(月):400万株の買い越し
6月18日(火):560万株の買い越し
6月19日(水):630万株の買い越し
6月20日(木):580万株の買い越し
6月21日(金):520万株の売り越し

■前場の注目材料

・都議選は自公が全員当選で圧勝、参院選での「ねじれ」解消に期待
・大型株の買い戻し継続に関心、テーマでは選挙関連に注目へ
・リプロセル<4978>の上場を26日に控え、中小型株には引き続き換金売り懸念も

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

11:00 菅官房長官、定例記者会見《KO》

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