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後場に注目すべき3つのポイント~換金売りなどで中小型株の弱さが目立つ
*12:19JST 後場に注目すべき3つのポイント~換金売りなどで中小型株の弱さが目立つ
21日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は値がさの一角に支えられ
・ドル・円は97円15銭付近、具体的なドル買い材料は不足
・換金売りなどで中小型株の弱さが目立つ、材料株物色は強まらず
■日経平均は値がさの一角に支えられ
日経平均は続落。113.27円安の12901.31円(出来高概算13億8000万株)で前場の取引を終えた。19日のバーナンキFRB議長会見から一夜明けた20日の米国株式相場は、量的緩和縮小を懸念した売りが継続し、NYダウは今年最大の下げ幅を記録。この流れを引き継ぎ幅広い銘柄に売りが先行した。日経平均はマドを空けてのギャップ・ダウンから始まり、寄付き直後には一時12702.67円と下げ幅が300円を超える局面もみられた。
ただし、その後はファーストリテイリング<9983>、ファナック<6954>、京セラ<6971>、KDDI<9433>など指数インパクトの大きい値がさの一角が切り返すなか、日経平均はじりじりと下げ幅を縮めている。セクターでは保険、精密機器がプラスに転じているほか、医薬品、小売、その他製品などが下げ幅を縮めている。一方、不動産、海運、証券、非鉄金属、その他金融、鉄鋼などが軟調。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が全体の8割を占めている。
日経平均は下げ渋りをみせているが、ファーストリテイリング<9983>、ファナック<6954>が上昇しているインパクトが大きい。日経平均の下落率は0.87%だが、TOPIXは1.52%の下落となった。また、ジャスダック平均は1.90%、マザーズ指数については2.83%の下落となるなど、中小型株の弱い値動きが目立っている。個人の動きが鈍るなか、一部の材料株などの短期的な売買にとどまりそうである。
また、保険が堅調な動きをみせているが、基本的には買い戻しとみられ、一方でリバウンドをみせていた海運が冴えないなど、トレンドが見極めづらい状況である。値がさの一角の底堅い動き、TOPIXの1%超の下げによるETF買入れなどがサポートとなりそうだが、しばらくは世界の金融市場の落ち着きを見極めたいところだろう。ひとまず、押し目拾いのスタンスも慎重にならざるを得ないところか。
■ドル・円は97円15銭付近、具体的なドル買い材料は不足
ドル・円は97円15銭付近で推移。日経平均株価の下げ幅は大幅に縮小したが、この動きを好感したドル買いは観測されず。ポジション調整的な円買いは一巡しつつあるが、ドル上昇につながる具体的な材料は提供されていないため、ドル・円は97円台前半でもみあいが続いている。
■今後のポイント
・株安を意識したリスク回避的な円買い・ドル売りは一巡しつつあるとの見方
・96円台後半には個人勢などのドル買いオーダー
12時18分時点のドル・円は97円15銭、ユーロ・円は128円65銭、ポンド・円は150円71銭、豪ドル・円は89円72銭付近で推移。上海総合指数は、2065.67(前日比-0.88%)で推移している。
■後場のチェック銘柄
・ファーストリテ<9983>などの上昇で日経平均は下げ幅縮小
・換金売りなどで中小型株の弱さが目立つ、材料株物色は強まらず
・後場は株式市場の先行き不透明感や週末要因で見送りムードへ
☆後場の注目スケジュール☆
<国内>
13:30 アップル、サムスン特許訴訟、判決(東京地裁)
14:00 鉄鋼生産(5月、日本鉄鋼連盟)
15:45 黒田東彦日銀総裁が全国信用金庫大会であいさつ《KO》
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