日経平均寄与度ランキング(前引け)~中国の6月HSBC製造業PMIの下振れを嫌気してコマツや日立建が値下がり寄与上位に

2013年6月20日 12:21

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記事提供元:フィスコ


*12:21JST 日経平均寄与度ランキング(前引け)~中国の6月HSBC製造業PMIの下振れを嫌気してコマツや日立建が値下がり寄与上位に
20日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり45銘柄、値下がり177銘柄、変わらず3銘柄となった。

日経平均株価は、前日比143.69円安の13101.53円で前場の取引を終了した。バーナンキFRB議長がFOMC後の記者会見で量的緩和縮小に言及したことを受けた米株安の流れを引き継ぎ、東京市場は売り先行で始まった。大証225先物は13080円と、シカゴ先物清算値(13160円)を下回ってのスタート。その後12950円まで下げ幅を広げる局面もみられたが、次第に下げ幅を縮めており、13100円を挟んでの推移が続いている。

指数インパクトが大きいKDDI<94333>や日揮<1963>、ソフトバンク<9984>などが堅調で値上がり寄与上位。また、GSユアサ<6674>は独ボッシュ、三菱商事<8058>とエコカー向け電池事業で提携すると伝わり上位に。そのほか、為替は円安に推移していることを手掛かりにソニー<6758>が値上がり寄与上位にランクイン。

一方で、指数インパクトが大きいファナック<6954>やファーストリテイ<9983>、京セラ<6971>が重しに。また、シティのレポートでデジカメ事業が軟調な推移と指摘があったニコン<7731>が上位に。そのほか、中国の6月HSBC製造業PMIの下振れを嫌気してコマツ<9735>や日立建<6305>が値下がり寄与上位にランクイン。

*11:30現在


日経平均株価  13101.53(-143.69)

値上がり銘柄数  45(寄与度+25.66)
値下がり銘柄数 177(寄与度-169.35)
変わらず銘柄数  3

○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9433> KDDI 4660 60 +4.80
<1963> 日揮 3450 85 +3.40
<9984> ソフトバンク 5480 20 +2.40
<6857> アドテスト 1604 22 +1.76
<7752> リコー 1169 44 +1.76
<6674> GSユアサ 441 34 +1.36
<7270> 富士重 2259 28 +1.12
<5101> 浜ゴム 1006 21 +0.84
<9613> NTTデータ 337500 2000 +0.80
<4901> 富士フイルム 2125 18 +0.72
<6366> 千代建 1132 17 +0.68
<9681> ドーム 602 14 +0.56
<6471> 日精工 912 12 +0.48
<7261> マツダ 378 11 +0.44
<6758> ソニー 2024 9 +0.36
<5233> 太平洋セメ 321 9 +0.36
<5411> JFEHD 2251 72 +0.29
<6703> 沖電気 203 7 +0.28
<7735> スクリーン 526 7 +0.28
<9104> 商船三井 392 7 +0.28

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<6954> ファナック 14330 -340 -13.61
<9983> ファーストリテイ 30050 -250 -10.01
<6971> 京セラ 9750 -150 -6.01
<6762> TDK 3430 -130 -5.21
<8830> 住友不 3540 -120 -4.80
<7731> ニコン 2352 -118 -4.72
<9735> セコム 5030 -110 -4.40
<6301> コマツ 2307 -103 -4.12
<4502> 武田 4350 -100 -4.00
<3382> 7&I−HD 3400 -100 -4.00
<6305> 日立建 2082 -99 -3.96
<4324> 電通 3360 -85 -3.40
<6326> クボタ 1433 -77 -3.08
<1925> 大和ハウス 1814 -67 -2.68
<4704> トレンド 3025 -65 -2.60
<4523> エーザイ 3815 -65 -2.60
<7269> スズキ 2180 -62 -2.48
<7267> ホンダ 3535 -30 -2.40
<4503> アステラス薬 4995 -55 -2.20
<4519> 中外薬 1995 -53 -2.12《FA》

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