概況からBRICsを知ろう~中国本土市場はIPOの早期再開観測を受けて反落

2013年6月20日 10:34

印刷

記事提供元:フィスコ


*10:34JST 概況からBRICsを知ろう~中国本土市場はIPOの早期再開観測を受けて反落
【ブラジル】ボベスパ指数 47893.06 -3.18%
19日のブラジル市場は大幅反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1571.88ポイント安(-3.18%)の47893.06で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは4、値下がり66、変わらず1と売りが優勢。全業種が下落し、中でも石油・ガスや金融に売りが集中した。

前半は狭いレンジでもみ合ったが、終盤に下げ幅を急速に拡大させた。ボベスパ指数はこの日、終値ベースで2009年5月4日以来の安値を更新した。

【ロシア】MICEX指数 1323.57 -0.87%
19日のロシア市場は4営業日ぶりの反落。主要指標のMICEX指数は前日比11.57ポイント安(-0.87%)の1323.57で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり12、値下がり37、変わらず1と売りが優勢となった。

小幅安で寄り付いた後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。米国で量的緩和が縮小されるとの懸念が高まっていることを受け、原油などの先安感が強まった。国内では、成長鈍化懸念が再び台頭していることが圧迫材料。国際通貨基金(IMF)がロシアの成長見通しを下方修正したことがあらためて嫌気されたほか、5月の小売売上高など経済指標が前月から一段と悪化すると予測された。

【インド】SENSEX指数 19245.70 +0.12%
19日のインドSENSEX指数は反発。安値圏でのもみ合いが続いたが、引けにかけて値を戻した。米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長の記者会見を前に警戒感の強い地合い。この日は日本を除くアジア株式相場が軒並み下落したとあり、インド市場も軟調な値動きが優勢だった。ただ、市場ではバーナンキ議長が量的緩和第3弾(QE3)の継続方針を示すとの楽観論が次第に強まり、相場も後半から持ち直しに転じた。

【中国本土】上海総合指数 2143.45 -0.73%
19日の上海総合指数は反落。預金準備率の引き下げ観測が後退したほか、一時停止されている新規株式公開(IPO)が来月再開されるとの観測も圧迫材料。さらに、北京市などで近く不動産税(固定資産税に相当)が導入されるとの報道が不動産関連の売り手掛かりとなった。ただ、後半に食品株が買い戻される場面も。乳製品大手の中国蒙牛乳業による同業・雅士利への出資が手掛かりとなったほか、政府が業界大手の育成方針を示したことが材料視された。《FA》

関連記事