18日の香港市場概況:横ばい、中国の預金準備率引き下げ観測で後場下げ幅を縮小

2013年6月18日 17:37

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記事提供元:フィスコ


*17:37JST 18日の香港市場概況:横ばい、中国の預金準備率引き下げ観測で後場下げ幅を縮小

18日の香港市場では主要指数のハンセン指数が横ばいで、前日比0.02ポイント安(-0.0001%)の21225.88で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同10.94ポイント安(-0.11%)の9733.54、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同20.70ポイント安(-0.50%)の4093.65だった。

香港市場は総じて軟調な値動き。一部で米量的緩和の早期縮小観測が浮上する中、今日18日からの米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に利益確定売りが広がった。ただ、後場に入ると中国での預金準備率引き下げ観測が報じられ、本土系銘柄を中心に買い戻しが進行。指数は下げ幅を縮小し、大引け間際には小高くなる場面もあった。とはいえ、FOMCの結果を見極めたいとの思惑から全般に様子見ムードは強く、売買代金は前日に続き600億HKドルの大台に届かなかった。

ハンセン指数の構成銘柄では、本土系銀行セクターが下落。中国工商銀行(01398/HK)が0.21%安、中国建設銀行(00939/HK)が0.54%安で引けた。中国の政府系投資会社による買い支えが明らかになったことで寄り付きは買いが先行したものの、ほどなくマイナス圏に転落。ただ、預金準備率の引き下げ観測から後場には下げ幅を縮小した。

また、カジノセクターの上昇が目立った。銀河娯楽(00027/HK)が6.02%高、サンズ・チャイナ(01928/HK)が4.36%高で引けた。バークレイズ・キャピタルは6月のマカオのカジノ収入について、端午節連休が追い風となり、市場予想を上回る伸びを示す可能性があると指摘している。

その他の個別銘柄では、ロクシタン(00973/HK)が7.21%安。前日発表の2013年3月期決算が市場予想を下回ったことが嫌気された。一方、深セン科技(00106/HK)が119.51%高と急騰。同社は18日の昼休み時間に、中国の不動産大手、朗詩集団の出資を受け入れると発表。朗詩集団は深セン科技の直近株価水準に対し、67%の割高水準で株式を取得する方針。《KO》

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