欧米為替見通し:米FOMCやバーナンキFRB議長会見を控え動きづらい展開に

2013年6月18日 17:22

印刷

記事提供元:フィスコ


*17:22JST 欧米為替見通し:米FOMCやバーナンキFRB議長会見を控え動きづらい展開に

本日18日の欧米市場のドル・円は、18-19日の連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表(日本時間20日午前3時)、バーナンキFRB議長の会見(20日午前3時30分)を控えて、動きづらい展開、行使価格95円のオプションに支配される展開が予想される。

バーナンキFRB議長と市場が「囚人のジレンマ」に陥っており、市場関係者は、バーナンキFRB議長の真意を模索しながら右往左往、乱高下する展開となっている。

ブラックアウト期間(6月11-20日)の6月13日に、バーナンキFRB議長のスポークスマンと目されるWSJ紙のFEDウォッチャー、ヒルゼンラス記者は、「FRB高官(バーナンキFRB議長か?)は、米国連邦準備理事会(FRB)が債券購入プログラムを縮小し始める際に過剰反応しないよう投資家を納得させようと努力してきた。購入プログラムの調整が債券購入を一気に終了するという意味ではない。もっと重要なのは、FRBが短期金利の引き上げに近づいているのを意味するのではない」と報じている。

6月17日には、FT紙のFEDウォッチャー、ロビン・ハーディング記者が「バーナンキ議長が記者会見で、資産買い入れの縮小が近いことを示唆する見込み」(後に否定)と報じた。

推測だが、バーナンキFRB議長が不本意な「囚人のジレンマ」状況から脱却するために、ブラックアウト期間にリークしたのではないだろうか。真相は、20日の午前3時30分からのバーナンキFRB議長の記者会見で判明する。

【今日の欧米市場の予定】

17:30 英・5月生産者物価指数(コア)(予想:前年比+0.9%、4月:+0.8%)
17:30 英・5月消費者物価指数(予想:前年比+2.6%、4月:+2.4%)
18:00 ユーロ圏・6月ZEW景況感調査(5月:27.6)
18:00 独・6月ZEW景況感調査(予想:38.1、5月:36.4)
20:00 トルコ中央銀行が政策金利発表(4.50%で現状維持の予想)
21:30 米・5月消費者物価コア指数(前年比予想:+1.7%、4月:+1.7%)
21:30 5月住宅着工件数(予想:95万戸、4月:85.3万戸)
21:30 5月住宅建設許可件数(予想:97.6万戸、4月:100.5万戸)

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が講演予定

主要8カ国(G8)首脳会議(最終日)《KO》

関連記事