『張玉貞』キム・テヒ&ユ・アイン&ホン・スヒョン、“墓地との縁”とは?

2013年6月14日 18:19

印刷

史跡198号に指定されている西五陵の構図と、ドラマ「張玉貞、愛に生きる」のキム・テヒ&ユ・アイン&ホン・スヒョンの関係が似ていて話題を呼んでいる。写真=STORYTV

史跡198号に指定されている西五陵の構図と、ドラマ「張玉貞、愛に生きる」のキム・テヒ&ユ・アイン&ホン・スヒョンの関係が似ていて話題を呼んでいる。写真=STORYTV[写真拡大]

■韓国の高陽市にある西五陵、「張玉貞(チャン・オクチョン)」の登場人物たちが眠る場所
■張玉貞、粛宗(スクチョン)、イニョン王后、インギョン王后の墓の位置がドラマでの関係と類似

 韓国で史跡198号に指定されている西五陵(ソオルン)の構図と、SBS月・火曜ドラマ「張玉貞、愛に生きる」(脚本:チェ・ジョンミ、演出:プ・ソンチョル、製作:ストーリーTV、以下「チャン・オクチョン」)のキム・テヒ&ユ・アイン&ホン・スヒョンの関係が似ていて話題を呼んでいる。

 京畿(キョンギ)道の高陽(コヤン)市は「チャン・オクチョン」とゆかりの深い地域だ。「チャン・オクチョン」に登場する主要人物たちの墓が高陽市に集中しているためだ。

 特に史跡198号の西五陵にはチャン・オクチョン、粛宗、イニョン王后、インギョン王后の墓がある。粛宗とイニョン王后は並んで埋葬されており、その背後で粛宗の墓を寂しく眺めているかのような位置にインギョン王后の墓がある。チャン・オクチョンの墓は同じ西五陵内にあるが粛宗の墓が見えない所にある。このような墓の位置は、「チャン・オクチョン」のキャラクターの関係と似ていて世間の注目を集めている。

 「チャン・オクチョン」でイ・スン(ユ・アイン)はイニョン王后(ホン・スヒョン)を廃位させた後、チャン・オクチョン(キム・テヒ)を王妃の座につけたが、毒殺事件およびキム大妃(キム・ソンギョン)の死にオクチョンが関係しているという事実を知り距離をおき始めた。

 またイ・スンがキム・マンギと単独で面談し「インヌンには頻繁に訪れておるか?」と言い、胸の片隅にひっそりうずめてきたインギョン王后(キム・ハウン)に対する思いを吐露した。インヌンとはインギョン王后の墓のことである。

 現在、高陽市はチャン・オクチョンや粛宗の魂が眠る場所であることから、高陽市600周年記念作品として「チャン・オクチョン」を選定、惜しまない支援を送っている。

 西五陵は500年の朝鮮王朝史の中で、歴史ドラマに登場する人物たちが多く集まっている所であり、時代劇の素材になる王、王妃、王に仕えた女性たちが最も多く埋葬されている所として知られている。(翻訳:中島礼子)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

関連記事