関連記事
欧米為替見通し:ヒルゼンラス発言の真相を見極める展開へ
*17:18JST 欧米為替見通し:ヒルゼンラス発言の真相を見極める展開へ
本日14日の欧米市場のドル・円は、米国の経済指標を見極めつつ、安倍トレード(日本株買い・円売り)の手仕舞いによる円買いと年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の押し目買いとの攻防を見極める展開となる。
5月9日、バーナンキFRB議長のスポークスマンといわれるヒルゼンラス氏の記事「米国連邦準備理事会(FRB)、年内の出口戦略の可能性」(WSJ紙)を受けて、ドル・円は100円台に乗せた。
5月22日、バーナンキFRB議長は、議会証言で「もし、景気や労働市場の改善が続き、それが持続するとの自信があるのなら、われわれは今後数回のFOMC 会合で、長期債買入れプログラムの減額を行う可能性がある」と述べ、ドル・円は103円74銭の高値まで続伸した。
昨日、ヒルゼンラス氏は、米国連邦準備理事会(FRB)が債券購入プログラムを縮小し始める際に過剰反応しないよう投資家を納得させようと努力してきたとのFRB当局者の話を引用し、購入プログラムの調整が債券購入を一気に終了するという意味ではないと念を押し、もっと重要なのは、FRBが短期金利の引き上げに近づいているのを意味するのではない、と述べた。
市場は、米国連邦準備理事会(FRB)が資産購入プログラムの縮小を延期した、と解釈して、ニューヨーク株式市場と東京株式市場は上昇している。ドル・円が95円78銭まで上昇した理由は、日米株式市場の上昇を受けたリスクオンの円売りとされている。
個人的には、ヒルゼンラス発言は、米国連邦準備理事会(FRB)が資産購入プログラム(850億ドル)の縮小を6月以降年内にかけて開始し、政策FF金利の利上げは、2014年以降となることを示唆している、と解釈するが、真相は、6月18-19日の連邦公開市場委員会(FOMC)後に行われる、バーナンキFRB議長の会見まで待たねばならない。
【今日の欧米市場の予定】
18:00 ユーロ圏・5月消費者物価指数改定値(前年比予想:+1.4%)
21:30 米・5月生産者物価コア指数(前年比予想:+1.7%、4月:+1.7%)
21:30 米・1-3月期経常収支(予想:-1110億ドル、10-12月期:-1104億ドル)
22:00 米・4月ネット長期TICフロー(3月:-135億ドル)
22:15 米・5月鉱工業生産指数(予想:+0.2%、4月:-0.5%)
22:55 米・6月シガン大学消費者信頼感指数速報値(予想:84.5、5月:84.5)《KO》
スポンサードリンク

