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ホンダ、軽自動車「N BOX」シリーズをリコール 約38万台
ホンダは13日、人気の軽自動車「N BOX」など「N」シリーズ5車種、合計38万4,614台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
リコールの対象となるのは「N BOX」「N BOX Custom」「N BOX +」「N BOX + Custom」「N-ONE」の計5車種。製作期間の全体の範囲は2011年12月~2013年5月。
不具合が見つかったのは動力伝達装置(ドライブプーリーシャフト)で、一次減速機構付無段変速機の油圧制御プログラムが不適切なため、変速レバーを前進または後退位置へ操作後、すばやいアクセル操作を行うと、無段変速機のドライブプーリーシャフトに高い負荷が加わることがあるという。そのため、その状態を繰り返すとシャフトが折損し、走行不能となるおそれがあるという。
改善措置として、車載のサービス診断記録装置を確認し、ドライブプーリーシャフトへの負荷状態が基準値以内の場合は油圧制御プログラムを対策プログラムに書き換える。基準値以外の場合は、無段変速機を新品と交換するとともに、油圧制御プログラムを対策プログラムに書き換える。
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