コンドーテック 産業資材、鉄構資材、電設資材いずれも好調、二本社制で一層の営業強化へ

2013年6月13日 13:04

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記事提供元:フィスコ


*13:04JST コンドーテック---産業資材、鉄構資材、電設資材いずれも好調、二本社制で一層の営業強化へ

コンドーテック<7438>は建築金物や土木資材など約50000アイテムのインフラ、環境関連資材を手掛ける。輸入商材など商社部門が強みであるほか、工場製品の約6割が受注生産。主要製品のシェアが高く、販売先は16000社超、実質無借金経営で財務内容が健全。

5月15日に発表した2013年3月期業績は、売上高が前期比6.2%増の411億5300万円、営業利益が同38.3%増の26億6400万円、経常利益が同36.4%増の27億5400万円、純利益が同53.5%増の16億500万円だった。

産業資材では土木・建築を始め、物流や船舶、電力、鉄道、営林、農園芸、環境、街路緑化、産業廃棄物関連など様々な業界に商材を供給しており、港湾・土木を中心に震災復興向け資材や、仮設足場部材などの需要が好調。鉄構資材は学校施設などの耐震補強工事の需要増加、物流倉庫や工場などの建築物件が伸びている。電設資材は空調関連商材などの受注競争によって利益率は低下したものの、マンションなど建築物件の進展や太陽光発電システムなどの需要を積極的に取組み、セグメント利益は大幅に拡大。

2014年3月期については、売上高が前期比5.4%増の433億7200万円、営業利益が同8.2%増の28億8400万円、経常利益が同7.9%増の29億7200万円、純利益が同4.5%増の16億7800万円を見込んでいる。

また、首都圏における事業拠点として「東京支店」を設置しているが、一層の営業強化、情報収集を図ることなどを目的に、「東京本社」を設置し、大阪との二本社制とする。《FA》

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