【株式評論家の視点】ビーマップはスマートフォン普及の好環境を享受、中期成長路線が見える

2013年6月4日 09:46

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  ビーマップ <4316> (JQG)は調整完了のニュアンスを強めており、底入れ、反転相場入りが近そうだ。前2013年3月期は売上げが12億7300万円と前々期比26.2%増、営業利益は前々期の5400万円の損失から7400万円の黒字へ飛躍的に向上した。

  スマートフォンの普及を受けた通信事業者・流通事業者等の活発な投資環境を受け、クロスメディア事業の無線LAN関係を中心に受注・売上が拡大した。前3月期決算では、第2四半期以降、四半期ベースでは連続して営業黒字を計上するなど時間を追って業績は好転度合いを強めている。その結果、前3月期決算で継続企業の前提に関する注記を解消した。

  続く今2014年3月期も売上げ15億円と、前期比17.8%の増収を見込み、営業利益も9000万円と同21.6%の大幅増益を見込んでいる。スマートフォンの爆発的なヒットにより、無線LANホットスポットが拡大、通信事業者によるインフラ投資と、サービス企画・構築が活発化している。10年以上にわたり無線LAN関連サービスに関わってきた同社の強みが存分に発揮される局面を迎えており、通信事業者・流通事業者向けの大型案件が相次いでいる。

  そして、中期経営計画では最終年度の2016年3月期に売上げ18億円(前3月期12億7300万円)、営業利益1億5000万円(同7400万円)への飛躍を見込んでいる。

  牽引役となるのはクロスメディア事業。通信事業者・流通事業者等向けのネットワークインフラ初期構築については前期で一巡し、今後はインフラ拡張・安定運用に関わる案件が増加する見込み。当面の重点取り組みとしては、無線LANインフラ上における鉄道・外食等各業種向けの無線LANポータルCMS(業種別)で同社が事実上の標準となることを目指し、各業種における無線LANサービスの展開において有利な地位を獲得する。

  無線LANを活用したスマートプッシュの本格的な展開も開始する計画だ。中期計画が改めて評価される方向が予想される。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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