関電、愛知県田原市で風力発電事業を開始 全量を中部電に売電

2013年5月23日 13:54

印刷

 関西電力は22日、同社グループ会社の関電エネルギー開発が愛知県田原市との間で公害防止協定を締結し、田原市において風力発電事業を推進していくと発表した。

 同事業は、東京製鉄田原工場の敷地の一部を借り、定格出力6,000kW(2,000kW×3基)の風力発電所を建設するもので、今年6月に着工、2014年6月の営業運転開始を目指す。

 関電にとって同発電所は、昨年12月に営業運転を開始した兵庫県の淡路風力発電所に次いで2箇所目の風力発電所となる。発電した電力は全量を中部電力に売電する予定。

関連記事